田中みな実:大学生役で4月期「Destiny」に出演 石原さとみ、亀梨和也らと共演「いつかご一緒したいと思っていた」

4月期の連続ドラマ「Destiny」に出演する(左から)矢本悠馬さん、亀梨和也さん、石原さとみさん、宮澤エマさん、田中みな実さん(C)テレビ朝日
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4月期の連続ドラマ「Destiny」に出演する(左から)矢本悠馬さん、亀梨和也さん、石原さとみさん、宮澤エマさん、田中みな実さん(C)テレビ朝日

 フリーアナウンサーで俳優の田中みな実さんが、4月期の連続ドラマ「Destiny」(テレビ朝日系、火曜午後9時)に出演することが1月24日、明らかになった。ヒロインの西村奏(石原さとみさん)や奏の元恋人である野木真樹(亀梨和也さん)の大学時代の仲間の一人で、共にキャンパスライフを謳歌(おうか)する及川カオリを演じる。田中さんは「いつかご一緒したいと思っていた同世代の素晴らしい役者陣の中に入れていただき、うれしくも身が引きしまる思い」と喜びを語った。

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 ドラマは、「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズや映画「涙そうそう」(2006年)、「ハナミズキ」(2010年)などで知られる吉田紀子さんのオリジナル作。横浜地検で働く女性検事の西村奏が大学時代の恋人、野木真樹と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代の“ある事件”と向き合うことになるサスペンス・ラブストーリー。

 田中さん演じる及川カオリは、華やかな容姿の「信濃大学」法学部学生。病院を経営する名家の娘で、高級車で登校するなど学生たちの羨望(せんぼう)の的だった。華やかなキャンパスライフを送り、一見、仲間の誰よりも恵まれているように見えるも、愛情に飢えている究極のさびしがり屋。

 田中さんはカオリについて、「一言でいえば天真爛漫(らんまん)。周囲から見れば、何不自由なく、ほしいものは何でも手に入れてきたお嬢様かのように映りますが、実際には“本当にほしいものがいつも手に入らない”と嘆き苦しむ孤独な一面も。大学でできた仲間とその関係性を誰よりも尊み、それを守ろうと画策するのですが、不安定な心の揺らぎにカオリ自身が少しずつ壊れていく様が痛々しく、とても切ないと感じました」とコメント。

 続けて「若い頃って、不確かな友人関係の中で、一方的に近しい誰かに希望や期待を寄せてしまうことがあったと思うんです。それで勝手に裏切られた気になって……。きっと多くの人が感じたことのある10代、20代の心の引っ掛かりのようなものが、彼女の必死さを通して、伝わればいいなと」と意気込んだ。

 そして「幾度の大どんでん返しの後にたどり着く真実とは。まったく予期できない展開に何度も息をのむことと思います。また、平成のラブストーリー好きとしては、そのエッセンスを感じられるせりふ回しに胸をキューっと締め付けられたので、そのあたりも見どころではないかと思います。ぜひ、ご期待ください」とアピールした。

 宮澤エマさん、矢本悠馬さんの出演も明らかになった。宮澤さんは頭脳明晰(めいせき)で成績はいつもトップクラスの森知美、矢本さんは心優しきムード―メーカー梅田祐希を演じる。

 石原さん、亀梨さん、宮澤さん、矢本さん、田中さんは、ロケ地の大学がある長野でそろってクランクイン。ほぼ“初めまして”という5人だが、ドライブ中、歌を歌うというハイテンションなシーンから撮影はスタートしたという。

 石原さんは「大学時代の仲の良さ絶頂期のシーンが撮影初日でした。正直緊張しましたが、お会いしたら一瞬で不安がなくなるくらい、とても仲の良いシーンが撮影でき、5人それぞれの相性の良さにうれしくなりました。その日に撮った5人の写真を携帯に保存し、そこから3カ月間、何度も見返し、原動力にしていました」と撮影を振り返った。

 亀梨さんは「みんな同世代なので、一緒に“12年前”という大きな壁に立ち向かいながら楽しんでやれたと思います(笑い)。皆さんとお芝居でご一緒するのは初めてなんですが、役の関係値なども皆さんすでに理解した上で初日を迎えたと思います。なので、大学生役にも違和感なく、同世代の皆さんと、いい空気の中で初日を迎えることができました」と語った。

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