ある男：今年の日本アカデミー賞で8冠　妻夫木聡、窪田正孝、安藤サクラ共演の重厚な人間ドラマがWOWOWで

　俳優の妻夫木聡さん、窪田正孝さん、安藤サクラさんが共演した映画「ある男」（2022年）が9月23日午後8時からWOWOWシネマで放送される。芥川賞作家・平野啓一郎さんの同名小説を、「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督が映画化。今年の日本アカデミー賞で、最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか8冠に輝き、大きな話題となった重厚な人間ドラマだ。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　弁護士の城戸（妻夫木さん）は、かつて離婚調停を請け負った女性・里枝（安藤さん）から、奇妙な話を聞かされる。離婚後、故郷に帰った里枝は、そこで大祐と名乗る実直そうな男性（窪田さん）と出会って彼と再婚し、幸せな家庭生活を送っていたが、ある日、大祐が不慮の事故で急死。ところが法要に訪れた大祐の兄が、遺影を見てこれは自分の弟ではないと告げ、思いも寄らぬ事実が判明したのだった。

　かくして城戸は、身元不明の「ある男」の正体を探るべく調査を開始する。

　映画には柄本明さん、真木よう子さん、仲野太賀さん、清野菜名さんも出演している。