海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第116回が9月11日に放送され、小林一三(海宝直人さん)と相島(森岡龍さん)が、寿恵子(浜辺美波さん)の店「やまもも」を訪れ、鉄道事業の構想を語る場面が登場した。
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小林は「鉄道事業はこの先、確実に我が国を支える柱となる」と断言。一方で、莫大(ばくだい)な資金が必要なため、「我らが参入するのは難しい」とするも「人が住むところに鉄道を通すのではなく、先に暮らしの場を作り、人を集めるのはどうだろう?」と構想を語り始める。
小林は郊外の安い土地を購入して、「家を建てて暮らしの場を先に作っておくんだ。住人が集まってきたところに、鉄道を後から敷く」と提言して、寿恵子は「そんなこと思いつくなんて……」と驚いていた。
相島が「話を伺うだけで熱くなってくる。小林さんにはぜひ、実現していただきたい」と言うと、小林は「相島さんはどうなんです? 私は今度、関西への赴任が決まっているんです。だから、たきつけてるんです」とにやりとする。
続けて小林は「そのうち、私は銀行を辞めます。あなたも、いつまでも省庁にお勤めじゃつまらない! この先、互いに鉄道の雄(ゆう)となるのはどうです? この渋谷には、あなたが降り立てばいい」と言うと、相島は小林が注いだ酒を一気に飲み干した。
SNSでは「話を聞いているだけでワクワクするね」「渋谷がまだ田畑が多い時代、鉄道を作ろうという構想から聞けて面白い」「小林一三先生が阪急電鉄の構想を語っておられる!」といった声が集まった。
また、相島のモデルは後の「東急グループ」の創業者・五島慶太との声が視聴者の間で上がっており「阪急と東急の始祖が集う会合。絵として強かったな」「小林と五島があんなに仲良かったとは」「東西そろい踏みだよ」といったコメントが寄せられている。
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