らんまん:十徳長屋“初期メンバー”全員卒業 牛久師匠が真打ち昇進 「物語に終わりが見えてきた」

NHK連続テレビ小説「らんまん」で住田隆さんが演じた牛久亭九兵衛(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で住田隆さんが演じた牛久亭九兵衛(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第111回が9月4日に放送され、真打ちに昇進した牛久亭九兵衛(住田隆さん)が、十徳長屋から巣立つ姿が描かれた。

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 牛久が長屋を去る日、ちょうど竹雄(志尊淳さん)と綾(佐久間由衣さん)が東京に到着する。牛久は「いや~、巡り合わせだねえ。まさかきょう、おいでとは」と笑顔を見せ、落語会を開催する。

 牛久は「こちら、十徳長屋は東京随一の貧乏長屋。あたしの部屋はね、雨が降りゃ雨漏りなんぞするんですがね……。漏れ出すのは雨ばかりじゃござんせんようで。時の流れまでもがどっかへ漏れ出しちまうんだから。ゴロ寝一つしてる間に、ついこの間来た若い衆が嫁様もらってすっかりご立派になられてね。かわいい子供らまでジャンと増えて。今度はきっと、寝返りひとっつでこの子らが『嫁入りだ』『独り立ちだ』なんて言いだすんだよ」と、長屋への感謝を込めた落語を披露した。

 万太郎(神木さん)や寿恵子(浜辺美波さん)、竹雄、綾たちが楽しそうに落語を聞いている姿と共に、ナレーションで「牛久が十徳長屋を旅立つ日、竹雄と綾が土佐を引き払い東京へやって来ました」と牛久の長屋卒業が伝えられた。

 十徳長屋は、倉木(大東駿介さん)、福治(池田鉄洋さん)、丈之助(山脇辰哉さん)らが住んでいたが、差配人のりん(安藤玉恵さん)を除いて、“初期メンバー”全員がそれぞれの道へと旅立つこととなった。

 SNSでは「師匠はずっといるもんだと思ってた」「物語に終わりが見えてきましたね」「師匠まで出ていっちゃうの?」「真打ちはおめでたいのですが、いなくなってしまうのさみしい」「師匠まで出て行くことになってなんだか泣けてしまいました」といったコメントが寄せられている。

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