らんまん:「賭ケグルイ」思い出す? 寿恵子、借金取りから追加融資成功 「肝が据わってて最高」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第97回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第97回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第97回が、8月15日に放送され、借金取りの磯部(六平直政さん)に対する寿恵子(浜辺美波さん)の度胸が、視聴者の話題を呼んだ。

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 磯部の相手をした寿恵子は、借金の200円を返せないが、石版印刷機も「売らない」とはっきり告げる。対する磯部は「奥さんさ『返せない』『売らない』じゃ道理が通らねえだろうが」と脅し、「もっと売れそうなものがあったな」と寿恵子の体に触れようとする。

 すると寿恵子は磯部を突き飛ばし「たかが200円のはした金。小せえ小せえ。この世に雑草という草はなし。植物学者、槙野万太郎たぁこの主(あるじ)のこと」と告げる。そして「磯部様、商売のお話をさせていただきとう存じます」と切り出し、万太郎(神木さん)が出版した図譜を見せる。

 「どうして版元が見つからないんでしょう? 磯部様はこの図譜に価値がないとお思いですか? きっかけさえあればすぐに版元が見つかると思うんです」と訴える。さらに、滝沢馬琴と蔦屋重三郎が組んで儲けを出した話を引き合いに「投資として、あと200円お貸しいただけますか? 版元が見つかり、部数が増えた暁には、磯部様のお名前謝辞に刻ませていただきます」と、逆に金を借りることに成功した。

 SNSでは「寿恵ちゃんは営業職にピッタリ」「相変わらず肝が据わってて最高」「お寿恵さん! 天女様は軍師様なのですね!」「『賭ケグルイ』の蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)を思わせる駆け引きだった」といったコメントが寄せられている。

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