この素晴らしき世界:“妙子”若村麻由美の演技に絶賛の声 「役者魂炸裂!」「きれいなのにさえない感じもできるってすごい」

連続ドラマ「この素晴らしき世界」第1話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「この素晴らしき世界」第1話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の若村麻由美さんが主演を務める連続ドラマ「この素晴らしき世界」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第1話が7月20日に放送された。主人公の妙子を演じる若村さんの演技が注目された。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、スーパーマーケットでパート勤めをする平凡な主婦が、スキャンダルがきっかけで国外逃亡した大女優になりすますことを依頼され、二重生活を強いられるコメディー。平凡な主婦・浜岡妙子と、妙子が身代わりを頼まれる大物女優・若菜絹代を、若村さんが一人二役で演じる。

 第1話では、「ラビットマート」でパートとして働く妙子が、ある日突然家にやって来た「プロダクション曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の西條隼人(時任勇気さん)から、同事務所に所属する大物女優・若菜絹代になりすまして謝罪会見に臨んでほしいと依頼される。

 西條は、若菜の5年前のあるスキャンダルが週刊誌で暴かれたと説明。スキャンダルには反社会勢力幹部の男が関わっていたため、謝罪会見を開くことになったが、会見を目前に若菜が姿を消してしまったのだという。

 最初は拒んでいた妙子だったが、報酬の300万円を前に依頼を受け入れてしまう。その後は、さらに本物の若菜の外見に近づけるため、ダイエットや小顔矯正、ウオーキング練習などを重ね、美しく磨き上げられていく。

 謝罪会見当日、ロングヘアのウイッグをつけ、完璧にメークを施し、ゴージャスな衣装に身を包んだ妙子は、若菜とうり二つの姿になっていた。妙子は、何度も繰り返し練習した謝罪会見のせりふを、棒読み気味ながらも一言一句間違えず述べることに成功する。

 そんな中、記者から「その男性が反社会勢力の人間だと知らなかったなんて無理がありますよね?」と聞かれ、戸惑う妙子。すると、若菜の夫で会見に同席していた水田夏雄(沢村一樹さん)が「僕は若菜の言葉を信じます」「ずっとこの人と一緒に生きています」と涙ながらに熱く語り、その姿に胸を打たれた妙子は自然と涙を流していた。

 この会見の模様は、マスコミに「神対応」「理想の夫婦」と評された。これで役目も終わったと胸をなで下ろす妙子だったが、若菜が意識不明の重体になったという事実が明らかに。妙子が副社長の安原光顕(西村まさ彦さん)から「このまま若菜絹代が帰ってこないとなるとこの会社はつぶれます。状況が落ち着くまで何とかもう少しの間、力を貸してください」と迫られる場面で初回は幕を閉じた。

 SNSでは「若村さんの演技に引き込まれる」「若村麻由美様は豹変(ひょうへん)カメレオン女優のイメージだからこういうのハマり役ですわね」「さすがの演技力」「棒読み会見演技を上手にこなす若村麻由美」「アワアワしたりドキドキしてる妙子さん可愛い」「この役めっちゃしっくりくる」「若村さん、コメディのイメージ全くなかったけどつかみバッチリ、面白いな」「若村麻由美の役者魂炸裂(さくれつ)!って感じだわ」「こんなにきれいなのにさえない感じもできるってすごいね」などと、称賛の声が上がった。

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