どうする家康:全ては「お市様のため」 命を引き換えに“激走” 伊東蒼「阿月の姿が皆さんの心に届いていたらいいな」

NHK大河ドラマ「どうする家康」第14回場面カット 阿月を演じた伊東蒼さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「どうする家康」第14回場面カット 阿月を演じた伊東蒼さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第14回「金ヶ崎でどうする!」が4月16日に放送され、伊東蒼さん演じる阿月の、命を引き換えにした“激走”が描かれた。

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 第14回では、信長(岡田准一さん)と共に、朝倉義景との戦に臨んだ家康(松本さん)。その裏では、浅井長政(大貫勇輔さん)が謀反を決意していた。長政の妻・お市(北川景子さん)の心中を察した侍女・阿月は、謀反を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうと、傷つきながら十里以上を走り抜き、「お引き候へ」との言葉を家康伝え、息絶えてしまった。

 伊東さんは「阿月を演じるにあたっては、『お市が信長に危険を知らせるため、“あずき袋”を送り届けた』という史実を、古沢さんが『阿月』という人物を通して描くこと。そして、幼い頃は男の子に交じって走ったり、すごく活発な女の子として描かれますが、脚は開かず女性らしくいるよう、お父さんから厳しくしつけられていく……とご説明いただきました」と明かす。

 「お市様のことは、出会ってからずっとお慕いしていて、お市様のために何かしたいという気持ちも強いのだろうと思っていたので、そこは大事に演じました」といい、「家康のもとに走る途中で 袖をちぎって脚に結ぶシーンは、本当に自分がどんどん強くなっていくような気がして。実際お芝居する中で、阿月の気持ちとリンクできたような感覚になりました」と振り返る。

 さらに「第14回を通して、お市様のために一生懸命行動した阿月の姿が皆さんの心に届いていたらいいなと思いますし、自分の好きなことに一生懸命打ち込むことの楽しさだったり、誰かのために行動できることの温かさを感じていただけたらなと思います」と思いを口にすると、「これからも『どうする家康』を楽しんでください」と視聴者に呼びかけた。

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