海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
4月13日に始まる連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(テレビ朝日系、木曜午後9時、初回は6分拡大)。2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」主演の桐谷健太さんと、脚本の福田靖さんが再びタッグを組む。元体育教師の情熱系刑事、仲井戸豪太(桐谷さん)を中心に、刑事と検事と判事が真っ向からぶつかり交わるサスペンスコメディーだ。ここでは岡崎紗絵さん演じる刑事の原口奈々美を紹介する。
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奈々美は、神奈川県警横浜みなとみらい署(旧・桜木警察署)強行犯係の刑事。一見、刑事らしからぬ愛嬌(あいきょう)のある性格だが、実は強い正義感を持っている。
豪太や江戸一(古田新太さん)ら中年刑事の愚痴の聞き役にもなれるので、強行犯係の中では貴重な存在。愛嬌が時に勘違いを生み、「あざとい」「女性を売りにするな!」と、コンビを組むことが多い先輩の岸本凛(長井短さん)からはよくツッコミを入れられる。いわゆる“枯れ専”で、豪太や目黒元気(磯村勇斗さん)には男の魅力は感じていない。
若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げた場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れていた。男は勝山康平(川島潤哉さん)と判明。しかし、現場に落ちていた財布には10万円近くの現金が残されており、犯行は金が目的ではなさそうだった。
現場から逃げた男は母親と2人暮らしの専門学校生、林田裕紀(大橋和也さん)と判明。豪太らが事情聴取すると、林田は勝山の写真を見て明らかに動揺しながらも、事件への関与は否定。勝山のことも知らないと訴える。
豪太は若干の戸惑いも残しながら、林田の言葉を信じようとする。だがその矢先、勝山の財布に付着していた指紋が、林田のものと一致する。豪太はショックを受けながらも、強盗傷害で逮捕令状を請求するため、横浜地裁みなと支部へ。しかし、対応した判事、諸星美沙子(吉瀬美智子さん)は「証拠が薄い」と却下し……。
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