鈴鹿央士:「silent」出演で「人生変わった」 Snow Man目黒蓮の活躍に刺激も

「第28回AMDアワード」の授賞式に登壇した鈴鹿央士さん
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「第28回AMDアワード」の授賞式に登壇した鈴鹿央士さん

 俳優の鈴鹿央士さんが3月7日、東京都内で行われた、優れたデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’22/第28回AMDアワード」の授賞式に出席。女優の川口春奈さんが主演を務め、昨年10~12月に放送された連続ドラマ「silent」(フジテレビ系)が「優秀賞」と「AMD理事長賞」に選ばれ、戸川湊斗役で出演していた鈴鹿さんは、「栄えある賞をいただけて本当に光栄。『silent』は関わった全員が作品を愛している。その愛が見てくださった方々に伝わったのかな」と切り出し、「見てくださった方々が『silent』を愛してくださり、ここまで大きな作品になったと今しみじみ思っています。この場を借りて『silent』を愛してくださった皆さんにお礼をします。ありがとうございました」と感謝していた。

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 授賞式後取材に応じた鈴鹿さんは、「silent」出演での変化を聞かれ、「人生は大きく変わりました。1人の人間としても、鈴鹿央士という俳優としても、大切な作品と出合えたことが大きい変化」と話し、「街で『湊斗』と声をかけられることが増え、役名で覚えてもらえたり印象がついているのは俳優としてうれしい。湊斗と呼ばれるようになって幸せ」と笑顔を見せた。

 また同作で共演した人気アイドルグループ「Snow Man」の目黒蓮さんとは最近テレビ局で再会し、「最近どうですかなど世間話をしました」と明かした鈴鹿さん。目黒さんとの関係性について、「目黒さんも見てくださっているようで、お互いの活動を見ています。最近、目黒さんも映画とかいろいろあるので、僕も見ながら『頑張っていらっしゃるな』と思い、自分も頑張ろうとなっています」と刺激を受けていると語った。授賞式には川口さんも出席した。

 ドラマは、主人公の青羽紬(川口さん)が耳に難病を抱えた元恋人・佐倉想(目黒蓮さん)と再会し、現実と向き合いながら共に乗り越えていく模様を描いた、切なくも温かいラブストーリー。無料見逃し配信サービス「TVer」での再生数が歴代最高の計7300万回を超える大ヒットを記録するなど話題を呼んだ。

 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は、毎年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスを対象に、優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出し、優秀賞の中から「大賞/総務大臣賞」と「AMD理事長賞」などを決定する。「大賞/総務大臣賞」はABEMAの「FIFA ワールドカップ カタール 2022」全64試合の無料生中継が受賞。「AMD理事長賞」には「silent」が選ばれた。

 「優秀賞」には「silent」、アニメ「SPY×FAMILY」、ゲーム「ELDEN RING」のほか、映画「ONE PIECE FILM RED」のキャラクターで実際にアーティストデビューもした「ウタ」、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの公式チアリーダー「ファイターズガール」がきつねの耳としっぽを付けノルウェー出身のユニット「イルヴィス」が歌う「THE FOX」に合わせて披露する踊り「きつねダンス」、TBSの「世界陸上オレゴン大会」中継でのXR スタジオ、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)によるファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決、ABEMAの「FIFA ワールドカップ カタール 2022」全64試合の無料生中継、デジタルとアナログを融合した新“触感”液晶お世話トイ「ぷにるんず」、AIによる高品質な音声を無料で使える音声合成ソフト「VOICEVOX」など計10作品が選出された。

 このほか「江並直美賞(新人賞)」に2022年7月にNHK で放送されたテレビ番組「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を制作した映像作家・クリエイティブディレクターの藤井亮さん、「リージョナル賞」に静岡県出身で県外在住の若者のU・Iターン促進およびつながり維持を目指す取り組み「30歳になったら静岡県!・ふじのくにパスポート」が選ばれた。

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