海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
草なぎ剛さんが主演を務める連続ドラマ「罠(わな)の戦争」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第7話が2月27日、放送された。同話では、厚生労働大臣の鴨井(片平なぎささん)の本性があらわになった。
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ドラマは、愛する家族を傷つけられた国会議員秘書・鷲津亨(草なぎさん)が知略を巡らし、悪徳政治家の失脚をもくろむ政治エンターテインメント。
第7話では、泰生(白鳥晴都さん)を突き落とした“黒い帽子の男”が鴨井の息子・文哉(味方良介さん)だったことが判明する。鷲津が問い詰めると、鴨井は「ほんとにごめんなさい。息子を守りたい一心で。治療費はもちろん、慰謝料も十分に支払います。だから、どうか……」と頭を下げる。
鷲津は「あなたが守りたいのは総理を目指す自分だけ。自分が一番可愛い。だから傷一つ付けたくない。だから息子の罪を隠した。結局あなたも幹事長たちと変わらない。平気で他人を踏みつける。他人どころか自分の息子も。全部自分の思い通りにしたいだけなのに。ふざけるな!」と怒号を浴びせる。
すると鴨井は「そうね。あなたの言う通りだわ。自分が一番可愛い。だって、ほかに女性総理になれる人間いる? 全てが男社会のルールで動くこの永田町でトップに立てる女がいまいる? いいえ。いない」と開き直る。
鷲津が「弱い者を守るために踏みつけてもしょうがない?」と問うと、鴨井は「でも、総理になるって、そういうことじゃない? 息子を告発したいならどうぞ。彼はもう25、立派は大人。私とは別の人格ですから。こんなことぐらいで、私は潰れない」と告げ、鷲津の部屋を後にした。
SNSでは「鴨井大臣の件はショックだけど人間の本性ってこういうもんだよね」「バレて開き直った後の鴨井大臣。表情が変わってた。片平なぎささんとつよぽんの対決すごかった」「鴨井大臣演じる片平なぎささんのさすがの演技よ。母としての葛藤からそれを抑えて政治家としての自分をとる瞬間の遷移見事すぎ」「結局みんな自分が大事なんよな。鷲津も鴨井大臣も、見方が違うだけで。なんか考えさせられるなあ」といったコメントが上がっている。
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