俳優の瀬戸利樹さんと中田圭祐さんが、2023年1月期の連続ドラマ「僕らのミクロな終末」(ABCテレビ)にダブル主演することが11月22日、明らかになった。丸木戸マキさんの同名マンガ(祥伝社)を実写化したボーイズラブ(BL)ドラマで、地球滅亡までの10日間を共に過ごす男性2人の姿を描く。丸木戸さん原作で実写化された「ポルノグラファー」シリーズの制作陣が手がけ、三木康一郎さんが監督を務める。
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主人公の仁科真澄は、サラリーマンとして生きがいのない日々を送っていた。「巨大隕石(いんせき)落下により、あと10日で地球が滅亡する」という衝撃的なニュースを耳にした真澄は、残された時間を静かに過ごそうと、母校の大学図書館を訪れる。そこで偶然、過去に裏切られて失恋した日下部律と再会。2人はある目的のために共に過ごすことになり、互いの痛みや傷と向き合いながら、再び心と体の距離を縮めていく。真澄を瀬戸さん、律を中田さんがそれぞれ演じる。
真澄は、律との別れにひどく傷つき、それ以来何をしても楽しくなくなった。瀬戸さんは「僕らとなんら変わらない一般人だなと。素直で乙女だなと思いました」と語り「喜怒哀楽が結構あるので表情は特に意識して演じさせていただきました」と振り返った。
一方、律は昔から、抜群のルックスで人を引きつけ、現在はイケメンIT社長として活躍している。中田さんは律について「人当たりがよく、モテる。誰と会っても自分のペースがあるような人」と分析。「本当は人にそこまで興味がない。自分の入ってきてほしくないところには他人を入れたくないような人」とみる。
「余裕があって真澄を翻弄(ほんろう)する場面、自分になじみのない部分というか、いわゆる“口説く”行為など、セクシーさって言うんですかね? そういった律の色気を魅せるのが演じる上で難しかったところでもあり、意識した部分でもあります」と明かした。
また、瀬戸さんは「楽しみな部分はやっぱり……官能的なシーンじゃないですかね」と話し「最初で最後かもしれませんし、そこは今回の作品で挑戦したところでした」と告白。
中田さんは「やはり2人が絡み合うシーンは実写する上で自分ができるのか、どうなるのか正直不安でした。あと律がめっちゃくちゃカッコイイので自分で大丈夫かなと、本音のところは思っていましたね(笑い)」と語った。
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