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吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)のイベント「最終回パブリックビューイング&トークショーin大津」が、滋賀県大津市で12月15日に行われた。主人公・まひろ役の吉高さんと、道長を演じた柄本佑さんは、トークショーの前に市内にある石山寺を訪問。柄本さんは「石山寺には初めて伺ったのですが、奥に本堂があって、その前には大きな石があって。『(まるで撮影で目にした)ドラマのセットのようで、美術チームすごいな!』と心を動かされ、ワクワクした時間となりました」と語った。
また柄本さんは「石山寺を出発する際には多くの参拝者の皆さんが、見送ってくださったのが印象に残っています」ともコメント。
吉高さんの『藤原道長役が柄本さんでよかった』との発言に対しては「僕も全く同じことを返したいです!」といい、「吉高さんのお芝居は、反射してくる感覚が演じていてもすごく楽しくて、自分もいつも穏やかで豊かな気持ちでいられました」と振り返った。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。