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広瀬すずさん主演の連続ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系、金曜午後10時)が1月24日に始まる。原作は浅見理都さんの同名マンガで、冤罪(えんざい)事件に巻き込まれた親子の“愛と運命”が交錯するサスペンスとなる。
広瀬さん演じる、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘・山下心麦(こむぎ)が、父の残した手紙を手掛かりに過去と今の2事件の真相に迫る。広瀬さんは俳優歴12年目で本格サスペンスドラマ初主演だ。
弁護士の松風義輝役で松山ケンイチさん、心麦の父・山下春生役でリリー・フランキーさん、「週刊ジダイ」記者・神井孝役で磯村勇斗さんも出演する。
第1話は……カップルや家族連れが行き交い、街が華やぐクリスマスイブ。大学生の心麦は父・春生と、なじみのラーメン屋台で肩を並べていた。家族は2人きり。「イブなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、ささやかな幸せをかみ締める心麦。
だがその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃えさかる我が家と春生の訃報だった。
最愛の父を失い、ぼうぜん自失の心麦。春生を殺した犯人はすぐ逮捕される。春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳さん)の息子・友哉(成田凌さん)だった。
春生がそんな事件を担当したことを初めて知った心麦は、事態の急展開に実感が湧かないままラーメン屋台へ。店主の染田(酒井敏也さん)から春生の残した手紙を受け取る。するとそこに書かれていたのは、友哉を含む複数の人物の名前と、その者らに容疑が掛かった場合は「冤罪」とする記述で……。