小泉八雲・セツ:今秋朝ドラ「ばけばけ」の題材 手を携え、異文化の壁を乗り越えた国際結婚夫婦 Eテレ「知恵泉」で特集

4月22日放送の「先人たちの底力 知恵泉」で取り上げられる小泉八雲・セツ夫妻
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4月22日放送の「先人たちの底力 知恵泉」で取り上げられる小泉八雲・セツ夫妻

 歴史の先人から現代に通じる知恵を学ぶNHK・Eテレの番組「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」(火曜午後10時)。4月22日は、今年の秋スタートを予定している2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」の題材となる小泉八雲・セツ夫婦を取り上げる。言葉も通じぬ明治の日本で、名著「怪談」を著した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。偉業のかげには、八雲の鋭すぎる聴覚と、語り部となった妻セツの努力・才能があった……!

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 この日の番組の副題は「小泉八雲・セツ “怪談”異文化を越えた夫婦」。「耳なし芳一」「雪おんな」であまりにも有名な小泉八雲。古事記の世界に憧れ、単身来日し、松江に教師として着任。言葉が通じぬハンデをカバーしたのは抜群の「聴覚」だった。

 杵(きね)、虫、盆踊り、日本人でさえも見過ごしそうな音の風景をすくいとっていく。そんな彼の著述を助けた妻・セツ。自ら元ネタを収集、内容を暗記し、自分の言葉で語り八雲のイマジネーションを刺激した。手を携え、異文化の壁を乗り越えた国際結婚夫婦の知恵とは……。

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