サザン桑田佳祐:「スタッフに嫌われているかも」 名曲「真夏の果実」制作時を回顧

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 人気バンド「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんが、4月13日に放送されたTBS系のバラエティー番組「日曜日の初耳学」に出演。1990年のヒット曲「真夏の果実」の誕生秘話を明かした。

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 「真夏の果実」は、桑田さんが初監督、及び音楽監督を務めた映画「稲村ジェーン」(1990年)の主題歌。番組では「慣れない映画作りに戸惑い、苦しんだ時期に作った曲」だと紹介された。

 桑田さんは「私が当時33歳くらいかな。映画のスタッフの方たちの中に入るんだけど、やっぱりちょっと異業種、異文化なんです。『映画を撮ろう』って軽く言っちゃいましたけど、そんなに深く考えていなくて……。正直ナメていたんでしょうね。映画を作っていた時、なにか切ない部分があった。この映画ダメかもなとか、スタッフに嫌われているかもなとか」と当時の心境を回顧。「そういうネガティブな“弱み”みたいなものがあった時に、思わずその感情が出るんじゃないかな」と話した。

 そして、桑田さんの当時の行き場のない感情が、失恋の切なさを歌った歌詞とリンクし、聴く人の心を揺さぶる名曲になったと紹介された。

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