鬼滅の刃:舞台「襲撃 刀鍛冶の里」開幕 黒死牟、童磨“上弦集結”! 橋本祥平コメントも

「舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」の様子(C)吾峠呼世晴/集英社(C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
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「舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」の様子(C)吾峠呼世晴/集英社(C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガ「鬼滅の刃」の舞台版の新作となる5作目「舞台『鬼滅の刃』其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」が、天王洲 銀河劇場(東京都品川区)で4月11日に開幕した。新作は、上弦の鬼に襲撃された刀鍛冶の里を守るべく、竈門炭治郎が禰豆子たちと共に激闘を繰り広げる。舞台「鬼滅の刃」シリーズ初参加の黒死牟役の加藤和樹さん、童磨役の浦井健治さんらが映像出演する“上弦集結”のシーンも話題になっている。

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 新作では、出演を予定していた竈門炭治郎役の阪本奨悟さんが、軽度の頚椎椎間板ヘルニアの治療のため出演を取りやめ、憎珀天役で出演予定だった橋本祥平さんが炭治郎を演じる。憎珀天役として、糸川耀士郎さんが出演する。

 橋本さんは「本来この場のコメントをする予定でした阪本奨悟さんに代わり、僭越(せんえつ)ながらコメントを書かせていただきます。今回のけいこ場にて元吉(庸泰)さん筆頭に“繋ぐ”という言葉を掲げてきょうまで進んできました。言葉にするのは簡単かもしれませんが、それを強く思い体現するこの座組の覚悟は本物です。今回、阪本奨悟さんは本当に悔しい思いをしたと思われます。けれど、けいこ動画を見てくれたり、現場に来て通しを見てくれたり、つらいはずなのに全力で応援してくれるその姿に勇気と底知れぬ力をもらいました。こんなにも温かく、一人はみんなのためにみんなは一人のために行動できる座組はそうありません。次に繋ぐために、奨悟の居場所を守るために、みんなのこれまでの努力を守るために、自分にできる精いっぱいを作品に込めます。最初は怖く感じた初日、ですが今では心強い仲間と最高に仕上がった演劇があります。僕から言えることは一つ、楽しみにしていてくださいませ」とコメントを寄せている。

 禰豆子役の高橋かれんさんは「この物語を皆さまに届けられること、本当にうれしく思います。『鬼滅の刃』という作品に向き合い、禰豆子ちゃんと、お兄ちゃんと、心を重ねたけいこ期間は、幸せで濃密なものでした。鬼殺隊と鬼、流転を貫く者と不変を希求する者。そのはざまに立つ彼女の思いを、まっすぐに届けられるよう、全身全霊で挑みます。初演から繋がれてきた絆と愛を受け継いで、二人の兄と、座組の皆さんと、手を取り合って大切に紡いでまいります。劇場でお待ちしております」と話している。

 鬼舞辻無惨役の佐々木喜英さんは「いつも舞台を応援してくださる皆様に支えられて、2020年に初演を迎えた舞台『鬼滅の刃』も約5年をかけて『其ノ伍』までたどり着くことができました。誠にありがとうございます。いよいよ刀鍛冶の里の物語。原作の巻数で言うと折り返し地点を過ぎたあたりでしょうか。ここまで多くの鬼殺隊・鬼達の命を懸けた物語がありました。その全ての物語と全キャストの思いを背負い、始祖の鬼として、これからの後半の物語に繋げていく所存です。鬼滅の刃を愛する全ての皆様に、この作品が届きますように。乞うご期待ください」と語っている。

 脚本・演出の元吉庸泰さんは「繋いで、繋いで、繋いで。ようやく幕が開きます。最高の原作に素晴らしい座組が集まりました。『刀鍛冶の里』は“人”というものがどうやって生きていくのだろうという物語にあふれています。襲撃してくる上弦。迎え討つ炭治郎。激化し多様化する戦い。物語が花開きクライマックスに向かっていく瞬間に、お客様含め全員で立ち向かいたいと思います。全員で紡いだ舞台、楽しんでくだされば幸いです」とメッセージを送った。

 天王洲 銀河劇場で4月11~20日、AiiA 2.5 Theater Kobe(神戸市中央区)で4月25~27日に上演される。

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