天幕のジャードゥーガル:「このマンガがすごい!」の話題作がテレビアニメ化 サイエンスSARU制作 13世紀のモンゴル舞台の後宮譚

テレビアニメ化される「天幕のジャードゥーガル」のイラスト(C)トマトスープ(秋田書店)2022
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テレビアニメ化される「天幕のジャードゥーガル」のイラスト(C)トマトスープ(秋田書店)2022

 「このマンガがすごい!2023」(宝島社)のオンナ編1位に選ばれたことも話題のトマトスープさんのマンガ「天幕のジャードゥーガル」がテレビアニメ化され、テレビ朝日系で放送されることが分かった。「映像研には手を出すな!」「平家物語」「ダンダダン」などで知られるサイエンスSARUがアニメを制作する。

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 同作は、秋田書店のマンガサイト「Souffle(スーフル)」で連載中の13世紀のモンゴルを舞台とした後宮譚。モンゴル帝国の捕虜となった元奴隷の少女・シタラ(ファーティマ)が、同じくモンゴル帝国に対して複雑な思いを抱くモンゴル皇帝の第6夫人・ドレゲネと出会い、知恵を駆使して帝国を揺るがしていく……というストーリー。

 原作のイラストを使用した特報PVがYouTubeで公開された。西アジア風の音楽に乗せ、シタラとドレゲネ、ストーリーを紹介する映像となっている。テレビアニメ化を受け、トマトスープさんがシタラとドレゲネを描いたイラストも公開された。

 トマトスープさんは「『天幕のジャードゥーガル』を描き出す10年以上前、モンゴル帝国の歴史にはまった私は『こんなアニメがあったらいいのに』と思いました。そして、もしアニメが作られるならどんなキャラクターでどんな話が展開されたらいいだろう、と頭の中の一人遊びが始まりました。アニメは作れないけれど、マンガなら一人でも描ける。コピー用紙の裏に描き始めたアイデアはだんだん溜まっていき、いつのまにかコミックスになりました。そして今、本当にアニメになろうとしています。ここまでの道のりに手を差し伸べてくださった全ての方に感謝いたします。これからはアニメチームの手へ渡り、飛び立っていく『天幕のジャードゥーガル』を私も楽しみに応援したいと思います」とコメントを寄せている。

「天幕のジャードゥーガル」PV

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