藤原竜也:蜷川幸雄さんの二つの教えを明かす 5月で43歳に 40代の生き方を徹子さんに相談 誕生日にリクエストも 「徹子の部屋」で

4月11日放送の「徹子の部屋」に出演した藤原竜也さん=テレビ朝日提供
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4月11日放送の「徹子の部屋」に出演した藤原竜也さん=テレビ朝日提供

 俳優の藤原竜也さんが、4月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。9年前に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんとの思い出や少年時代などを語り、40代の過ごし方を黒柳さんに相談した。

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 今も守っている蜷川さんの教えの一つは、「土台をしっかりしなさい。ここ(土台)をしっかりしておかなきゃ、いくらいいもの、高級な上物を作ったって簡単に崩れちゃうんだから」ということ。もう一つは「言葉」だった。

 子供時代を埼玉県の秩父の自然の中で過ごした。「荒川の上流でしたから、川で泳いで、手づかみで魚を捕って、山を駆け回って、田んぼでザリガニを捕って、イナゴを捕って。蜷川さんは『秩父の猿』と言っていました」と明かす。小学2、3年の頃からサッカーをしてきた。中学時代もサッカーに熱中したが、「人生は不可思議なもので、14歳で蜷川さんに会ってしまった」。その結果、「サッカーは捨てざるを得なかった」という。中学時代はサッカーの大きな大会で勝ち進んだが、接戦の末、敗退。気持ちの切り替えが必要な時、チームメートから「藤原はいいよね。この次が決まってるから」と言われたりしつつ、蜷川さんのもとへと行った。

 5月に43歳になる。「このままでいいのかいけないのか。20、30代はある種の勢いで乗り越えてきた部分がありますけれど、(40代は)そういうわけにはいかないじゃないですか」と黒柳さんに相談。黒柳さんは、米ニューヨークに行き、演劇学校などに通い、「いろんな面白い人がいてね。年上の人が多かったですけど、芸術家の人たちにかわいがっていただいて、今でもあの時は楽しかったな」と経験を語り、「私の場合は子供もいないし夫もいなかったから行けたんだけど、あなたの場合は家庭があるんでしょ? その家庭を全部ほっぽり出していくわけ?」と問いかけた。

 藤原さんは、43歳の誕生日を「徹子さんお勧めのレストランに連れてっていただいて、お祝いしてほしいなと思いまして。こんな貴重な経験、できないですから。よろしくお願いします」と公開リクエスト。黒柳さんに「43歳か。若いね。ちょうど私がニューヨークに行ったころがそのくらいかな。あなた、子供がいるんだから、仕事も子育ても頑張ってください」と激励されていた。

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