士郎正宗の世界展:初の大規模展覧会 「攻殻機動隊」「アップルシード」 芸術的な描き込み 貴重な原画、資料を一挙展示

士郎正宗さんの展覧会「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」
1 / 17
士郎正宗さんの展覧会「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」

 「攻殻機動隊」などで知られるマンガ家の士郎正宗さんの展覧会「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」が4月12日から世田谷文学館(東京都世田谷区)で開催される。士郎正宗さんの初の大規模展覧会で、約340点のマンガの原稿、愛称の品、蔵書、コラボ作品など約440点が展示される。8月17日まで。

あなたにオススメ

。「攻殻機動隊」を中心に、初期作品「ブラックマジック」から「アップルシード」「ドミニオン」「仙術超攻殻オリオン」、現在に至るまでの軌跡をたどる。坂脇慶さん、飛鷹宏明さんがグラフィックデザイン、トラフ建築設計事務所が空間構成を担当する。

 豪華なコラボ作品も見どころとなる。創作集団「CLAMP」や弐瓶勉さん、大暮維人さんといったマンガ家、アニメーション監督の北久保弘之さん、中澤一登さん、ロシア出身のイラストレーターのイリヤ・クブシノブさん、グラフィックデザイナーの河村康輔さん、アーティストの長場雄さん、写真家の小浪次郎さんらが参加した。

 士郎正宗さんの作品は描き込みの細かさが大きな魅力となっている。アナログの生原稿を見ると、芸術的な描き込み、こだわりに驚かされるはずだ。ネームやラフなど貴重な資料の展示もファンにはうれしいところだろう。

写真を見る全 17 枚

アニメ 最新記事