ドラマ1週間:朝ドラ「あんぱん」スタート “地元”高知で「第1回を見る会」 ニノ、わずか20秒の“回想”登場に反響

連続テレビ小説「あんぱん」の「第1回を見る会」に登場した松嶋菜々子さん (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」の「第1回を見る会」に登場した松嶋菜々子さん (C)NHK

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(3月29日〜4月4日)は、今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)がスタートしたことが話題になった。前後編で取り上げる。

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 3月29日、多部未華子さんが東京都内で行われたTBSの4月スタートのドラマの合同制作発表会「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」に出席。連続ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(火曜午後10時)で主演を務める多部さんは、一緒に発表会に登場した上白石萌歌さんの「どうやってせりふを憶えているのか」という質問に対し、「寝る前にベッドの中で覚えることが多いですけど……どうしても無理だと思ったら、枕の下に台本を敷いて、ジンクスみたいな感じで寝ます。だから、台本はくちゃくちゃになっていることが多いです」と明かした。

 また、「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」には、日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)に出演する永野芽郁さんも登場。「自身の周りで起こった最近のニュース」を聞かれると「昨日、お花見をしました」と明かした。参加メンバーを聞かれると「1人です」と回答。思わずMCが「1人?」と聞き返すと、永野さんが「1人でお花見したら悪いですか?」と笑顔で答え、周囲を笑わせる場面も。さらに「ジャンボたこ焼きを買って、1人で食べました。桜を見ながら」と説明し、「季節ですからね」と語った。「キャスター」は4月13日スタート。


 同31日、今田さん主演の朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)がスタートし、舞台となる高知県では「第1回を見る会」が開催。会場となったのは、やなせたかしさんの母校・高知県立高知追手前高等学校。やなせさんがモデルの柳井嵩(北村匠海さん)の母、登美子を演じる松嶋菜々子さんが登壇し、「『アンパンマン』は中学生当時に触れる機会があり、主題歌の歌詞で生きる意味に答えがあるのかと、すごく刺さったのを覚えています。今回再び深く対峙(たいじ)する機会があり、やなせさんの『人生はよろこばせごっこ』という言葉に、生きる意味の答えのヒントをもらいました」と語った。

 また、4月1日放送の「あんぱん」の第2回では、嵩(木村優来君)の亡き父・清を演じる二宮和也さんが初登場した。清は出版社を経て新聞社での海外赴任中に病死した。文学や絵に造詣が深く、嵩はそんな父のことが大好きだったという設定。第2回の終盤、嵩が、清が生きていたころの楽しいひと時を思い出しながら、家族そろってパンを食べる絵を描くシーンで、回想として20秒ばかりの登場となったが、SNSでは「一瞬出てきただけのニノの破壊力!」「朝ドラ急にニノ出てきたw 今回メンバー豪華すぎwww」「二宮くんの記念すべき朝ドラデビュー!」といった驚きの声が上がった。

 4月1日、鈴木京香さんがテレビ朝日系の連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」(木曜午後9時)に出演することが分かった。主演の内野聖陽さん演じる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司の元妻、乃木真子を演じる。内野さんと鈴木さんはNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(2021年)で夫婦役で共演していたが、今作では離婚した元夫婦を演じる。鈴木さん演じる真子は、宇佐美と離婚後、娘の勇菜(吉川愛さん)と共に生活している。家庭を顧みず仕事に打ち込む父親に反発する勇菜を優しく見守る一方、別れた後もひそかに宇佐美のことを気にかけている。ドラマは4月24日スタート。

 1日、橋本環奈さんがテレビ朝日本社(東京都港区)で行われた同局の入社式に出席。22日にスタートする同局の主演ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(火曜午後9時)の役衣装の白衣姿で登場し、29人の新入社員ひとりひとりの首に社員証をかけた。橋本さんは「今日すごく緊張していて、なんて話そうかと思っていたんですけど」と話しつつ「かっこいいことは言えないですが、皆さんと一緒に仕事するのを夢見て、私も頑張っていきたいですし、皆さんひとりひとりのことを応援していきたいと思います!」と激励の言葉を送った。その後、新入社員全員と記念撮影も行われた。

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