地獄の果てまで連れていく:“麗奈”渋谷凪咲の意外な一面が明らかに 視聴者「こんな表情初めて見た」「葛藤してるのかな」と騒然(ネタバレあり)

連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」第10話の一場面(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会
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連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」第10話の一場面(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会

 タレントの佐々木希さんが主演を務めるTBSの連続ドラマ「地獄の果てまで連れていく」(火曜午後11時56分、一部地域を除く)の第10話が3月18日に放送された。同話では、終盤、紗智子(佐々木さん)たちの前から姿を消した麗奈(渋谷凪咲さん)の隠れた一面が明らかになり、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第10話では、紗智子は、麗奈の初めての殺人が誠(井上祐貴さん)の母親だったと知り、呆然とする。その後、誠は、話があるとゆうき(吉澤閑也さん)に連れ出され、その姿を最後に姿を消してしまう。紗智子からの電話に出た誠は「麗奈に会いに行く」と言い残して電話を切る。誠が向かったのは、幼い頃に初めて麗奈と出会った公園だった。

 少年時代の誠はある日、公園で自分の凶暴性をあっけらかんと話す少女・麗奈と出会う。麗奈は虫や鳩を殺したことを平然と語るが、残酷な大人の存在を知る誠はすんなりと麗奈を受け入れ、2人は遊ぶようになる。そして麗奈と誠が公園で遊んでいると、誠の母親が通りかかる。母親の誠への虐待を知った麗奈は、誠の不在時に母親を殺してしまう。そして公園で麗奈に会った誠は、麗奈に「お母さん、地獄に行った」と言う。

 紗智子に麗奈との過去を話した誠は、その後、母親の命日をアカウント名にした麗奈の裏アカウントの存在を紗智子に明かす。それは、初めての殺人を犯して以降、弱い自分や隠したい自分を吐き出すための、麗奈が人間的な一面をのぞかせている日記帳のようなものだった。そんな中、誠のスマートフォンに麗奈から写真付きのメールが届く。そこに写っていたのは、14年前、紗智子が麗奈に刺された音楽室にあるピアノで……と展開した。

 同話では、その後、紗智子と誠は写真の音楽室へと向かう。そのころ麗奈は音楽室で、泣きやまないこころ(芝田凰乃ちゃん)に苛立ち、外へ突き落そうとする。こころを抱え上げた麗奈は、「あんたとの腐れ縁も、ここまでだよ。別にあんたも生まれたくて生まれたわけじゃ……」と言いかけるが、そのとき、幼少期に自分が口にしていた「勝手に産んだの、そっちじゃん!」「誰が化け物だよ」という言葉を思い出す。そして、こころを落とすことを思いとどまった麗奈は、葛藤するような表情でこころを抱き続けるのだった。

 SNSでは、麗奈のこれまでには見せていなかった一面に、驚く声が続出。「麗奈のこんな表情初めて見たよ」「麗奈も苦しんでたのが意外……」「麗奈も葛藤してるのかな」「人間らしい葛藤の表情にグッときた」「心打たれた」などのコメントが集まっていた。

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