近藤正臣:現在83歳 妻が認知症、ワンオペ介護→おととし死去 高齢者の「老い」と「孤独」に密着

「妻亡きあとに -近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし-」に出演する近藤正臣さん(C)NHK
1 / 7
「妻亡きあとに -近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし-」に出演する近藤正臣さん(C)NHK

 俳優の近藤正臣さんが、3月20日午前8時からNHK BSで放送の「妻亡きあとに -近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし-」に出演する。

あなたにオススメ

 現在83歳の近藤さんは、ドラマ「柔道一直線」でブレイク。大河ドラマ「龍馬伝」や連続テレビ小説(朝ドラ)「カーネーション」など多くの作品に出演し、昭和・平成を代表する名俳優だ。

 40代で訪れた岐阜県・郡上八幡の自然に魅せられ、8年前に妻と移住。釣りをしながら穏やかな晩年を過ごす……はずだった。その後、妻が認知症を発症。里山でひとり、ワンオペ介護に追われるなか、自身も腰の手術を受けるなど、過酷な日々を送る。そしておととし、56年間連れ添った最愛の妻を亡くし、一人暮らしになった。

 伴侶を失った高齢者は、その後の人生をどう生きるのか。番組では、83歳の近藤さんが向き合う「老い」と「孤独」に長期間密着。深い喪失感を抱えながらも、郡上八幡の自然や地域の人ととともに、自分らしい生き方を模索し始めるひとりの老齢男性の日々を届ける。

写真を見る全 7 枚

テレビ 最新記事