名探偵コナン:長野県警組の原点「風林火山」シリーズが3週連続放送 登場しないはずの高明もどこかに? 青山剛昌監修“ナイショ話”も

「名探偵コナン」の「風林火山」シリーズのビジュアル(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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「名探偵コナン」の「風林火山」シリーズのビジュアル(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

 青山剛昌さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後6時)に登場する長野県警組の原点である人気エピソード「風林火山」シリーズが、3月22日から3週連続で放送されることが分かった。4月18日公開の劇場版最新作「名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)」で、長野県警の大和敢助、上原由衣、諸伏高明が重要な鍵を握るキャラクターとして登場することから「風林火山」
シリーズが放送されることになった。

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 隻眼の刑事・大和敢助がアニメに初登場した「風林火山 迷宮の鎧武者 壱」が3月22日、「風林火山 迷宮の鎧武者 弐」が3月29日、「風林火山 陰と雷光の決着」が4月5日に放送される。長野県で起こった風林火山を模した連続殺人事件の謎にコナンと小五郎と平次、そして大和敢助が挑む。大和敢助と上原由衣の背景や、大人の恋を予感させる関係性が見え隠れするエピソードとなる。「風林火山」には登場しないはずの高明もどこかで登場するという。

 「風林火山 迷宮の鎧武者 壱」の放送に先駆け、原作者の青山さん監修によるオリジナル動画「長野県警組のナイショ話」が、3月18日午後7時から4日連続でYouTubeで配信される。動画は全4パターンで、初回の「大和敢助編」では、上原由衣と諸伏高明が大和敢助についてトークする。敢助との関係性を問われた由衣がたじたじになる姿が描かれる。各日午後7時配信。

 劇場版最新作「隻眼の残像」の舞台は長野県の雪山で、眠りの小五郎と長野県警の敢助という一見接点のなさそうな二人を繋ぐ“眠っていた記憶(じけん)”が描かれる。敢助が雪山で“ある男”を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。10カ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如うずきだす。雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡る。

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