追放者食堂へようこそ!:テレビアニメが7月スタート メインキャストに武内駿輔、橘茉莉花 OLM Team Yoshioka制作

「追放者食堂へようこそ!」のPVの一場面(C)君川優樹・オーバーラップ/「追放者食堂へようこそ!」製作委員会
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「追放者食堂へようこそ!」のPVの一場面(C)君川優樹・オーバーラップ/「追放者食堂へようこそ!」製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた人気作が原作のテレビアニメ「追放者食堂へようこそ!」が、7月から放送されることが分かった。超一流冒険者ギルドを追放されたデニスが、元奴隷の美少女アトリエと出会い、夢であった自分の食堂を開店する……というストーリーで、武内駿輔さんがデニス役、橘茉莉花さんがアトリエ役として出演することも発表された。

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 メインスタッフも発表され、「劇場版 どうぶつの森」などの志村錠児さんが監督を務め、赤尾でこさんがシリーズ構成、大和葵さんがキャラクターデザイン、甲田雅人さんが音楽を担当することが分かった。「異世界食堂2」などのOLM Team Yoshiokaが制作する。

 武内さんは「とてもいい布陣で、いい意味で肩の力が抜けつつ、真剣に作品作りに取り組んでいます! デニスの大きな背中を表現できるよう、優しさとは何かを考えながら声を吹き込んでいます。また出てくる調理シーンの絵作りや楽しい演出効果は必見です! おなかをすかせてぜひご覧ください!」とコメント。

 橘さんは「初めて決まったアニメレギュラー作品で、サプライズで伝えてもらった時はとてもうれしく、アトリエやこの作品を愛してもらえるよう試行錯誤しながらアフレコに挑みました。悲しいことやつらいことがあっても、自分を支えてくれる存在があれば何とかなるかもと思えるような温かい作品だと思います。アトリエたちの成長を、デニス様が作るおいしいご飯と共に楽しんで見届けてください!」と話している。

 志村監督は「この作品を受けさせていただいた時、思ったのは自分がこの作品の一番のファンでありたいと思ったことです。そして読んだ時に感じた気持ちを作品に込めたいと。お店の空気感と言うか暖かさだったり、流れてくる料理の匂いを感じつつ自分もカウンターに座る常連のような気分を味わえるような作品にしたかったですし、そこに集うアトリエ、ヘンリエッタ、ビビア、バチェルたちを好きになってもらえたら。そこはブレないように心がけました。そんなところを感じていただけたらと思います」とコメントを寄せている。

 「追放者食堂へようこそ!」は、2018年に「小説家になろう」で連載を開始し、2019年には書籍化、2020年にはコミカライズされた人気作。シリーズ累計販売数は90万部以上。最強ギルドを追放された料理人・デニスが、元奴隷の美少女・アトリエと共に開店した冒険者食堂を舞台に、訪れたクセの強い冒険者たちと料理を通じて絆を築く……という“新異世界グルメファンタジー”。

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