青の祓魔師:連載15周年で初の原画展 美麗な直筆原稿、カラーイラスト425点 制作資料初公開 加藤和恵、アシスタントの貴重な裏話も

「青の祓魔師(エクソシスト)」の原画展「青の祓魔師展」の様子
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「青の祓魔師(エクソシスト)」の原画展「青の祓魔師展」の様子

 「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)で連載中の加藤和恵さんの人気マンガ「青の祓魔師(エクソシスト)」の連載開始15周年を記念した初となる展覧会「青の祓魔師展」が、3月11日に松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区)で開幕した。加藤さんの細やかな筆致による直筆原画、美しいカラーイラストなど425点を展示。貴重な設定資料もお披露目された。

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 会場に入ると、来場者への「メフィストからの招待状」を体感できる展示がお目見え。続く「青の記憶」コーナーでは、奥村燐ら祓魔塾生やメフィスト、シュラといった個性豊かなキャラクターのプロフィール、それぞれがコミックスのカバーを飾ったカラーイラストがステンドグラスのような美しい装飾の中で紹介される。

 「覚醒篇」から「無双篇-サタン復活-」までの直筆原稿が並び、それぞれの原稿には加藤さんやアシスタントらによる制作の裏話がつづられたコメントが添えられ、制作当時の様子が垣間見えるのもうれしい。メフィスト・フェレス像が飾られたフォトスポットも楽しめる。ショップでは、展覧会のオリジナルグッズも販売される。

 原画展は、松屋銀座8階イベントスクエアで3月11~24日に開催される。巡回展も予定しており、名古屋PARCO 南館9階 PARCO HALL(名古屋市中区)で6月28日~7月27日、京都文化博物館(京都市中京区)で2025年夏に開催される。

 「青の祓魔師」は、2009年5月から「ジャンプSQ.」で連載中のマンガ。主人公の奥村燐が、サタンの子でありながら悪魔をはらう祓魔師として活躍する姿や仲間との絆を描いている。コミックスの累計発行部数は2500万部以上。2011年にテレビアニメ「青の祓魔師」が放送され、2012年には劇場版アニメ「青の祓魔師-劇場版-」が公開された。2017年にテレビアニメ「青の祓魔師 京都不浄王篇」が放送された。

 約7年ぶりのテレビアニメ新シリーズ「島根啓明結社篇」が2024年1~3月に放送され、「雪ノ果篇(ゆきのはてへん)」が同10月に放送をスタート。「終夜篇(よすがへん)」が今年1月から放送中。

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