生田斗真:「俺の話は長い」が6年ぶりに復活! 前作から5年後が舞台の「~2025・春~」2週連続放送(コメント全文)

「俺の話は長い ~2025・春~」に主演する生田斗真さん=日本テレビ提供
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「俺の話は長い ~2025・春~」に主演する生田斗真さん=日本テレビ提供

 俳優の生田斗真さんが主演し、2019年10月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ俺の話は長い」が6年ぶりに復活。「俺の話は長い ~2025・春~」が、同局で3月30日と4月6日の2週連続で各日午後10時半から放送されることが3月5日、明らかになった。

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 「俺の話は長い」は、31歳ニートで現実逃避のための言い訳とヘりくつの天才、岸辺満(生田さん)が主人公のホームドラマ。大学中退後、コーヒーにはまり起業したものの失敗。口げんかだけは誰にも負けないという特殊能力を駆使し、自分の駄目さをごまかし続けてきた満は、喫茶店を営む母、房枝(原田美枝子さん)に寄生して生活していた。姉家族がマイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んできて……と展開した。

 姉の秋葉綾子は小池栄子さん、その夫の光司は安田顕さん、綾子の娘・春海は清原果耶さんが演じた。脚本はドラマ「きょうは会社休みます。」(2014年)や「世界一難しい恋」(2016年)、「コタツがない家」(2023年)などを手掛けた金子茂樹さんが担当。前作は、第38回向田邦子賞を受賞した。

 「俺の話は長い ~2025・春~」は連続ドラマから5年後の世界を描く。満は36歳に。5年前、すったもんだあって県会議員の秘書となったものの2カ月でクビになった満は、再び喫茶店を営む母親に寄生するニート生活へ。そんな中、ついに喫茶店&実家の売却話が持ち上がる。再び勢ぞろいした家族によるへりくつ合戦が繰り広げられる。果たして満はダメ男から脱却し、自立への道を歩み出すことができるのか……と展開する。行きつけのバー店長、駒野海星役の杉野遥亮さん、喫茶店の常連客・牧本求役の西村まさ彦さんらも出演する。

 「俺の話は長い ~2025・春~」の放送に合わせて、2019年放送の前作「俺の話は長い」がHulu、TVerで配信スタート。TVerでは第1~3回を5日から30日の午後10時29分まで配信するほか、第10回までを順次配信する。

 新作についての生田さんらのコメントは以下の通り。

 ◇生田斗真さんのコメント

 --レギュラーから5年ぶりの新作ですが、感想は?

 やれたらいいなと、なんとなく思っていましたけど、ようやく(脚本家の)金子先生の気持ちが動き(笑)、すごく楽しい面白い脚本が出来上がってきたので5年という月日が流れましたけど、実現した感じです!

 台本を見て、タウンページみたい(笑)でビックリしました。読んでみて、相変わらず満の小言が健在でした。ワンシーンがやっぱり長いんですよね! 一人一人のセリフの量がたくさんあるので、ちゃんと今から勉強をしないと。セリフも多いし大変ですけど楽しいドラマになると思います。

 --前作の中で印象に残っているシーンは?

 小池栄子さん演じる、姉の綾子と縁側で2人で話しているシーン。あそこはすごく印象的で、普段いがみ合って、お互い悪口ばっかり言い合っている姉弟だけど、本当に弱っている時は、ふと、満なりの優しさで、彼女を励ましてあげるみたいな、そういう絆が見えるシーンだったので、印象的に残っています。その根本の愛情がちゃんと2人には流れているから、何言っても許される感覚はありましたね。

 --久しぶりに会う家族の皆さんと楽しみなことは?

 みんな本当にマイペース……と言うと軽くなっちゃいますけど、自分の軸みたいなものをきちんと持っていて、それをブレさせない強さがある。撮影の時に、控室で5人がバラバラに座っているんですけど、一人がセリフをボソボソと言うと、次のセリフの人がボソボソと言って、だんだんセリフの練習が始まっていくみたいな……。本当に心地良い家族みたいな気持ちになれる場所なので、再会できるのが楽しみです!

 --自分と満が似ているところは?

 このドラマを見た自分の身の回りのいる方たちには「普段のまんまだよ」とよく言われましたね(笑)。こんなに俺って、口うるさいのかな?って驚きました。それと同時に「うちの息子そっくりなんですよ!」とか「うちの兄貴もこんな感じなんですよ!」という声もたくさんいただいたので、満って全国各地にたくさんいるんだなって。そういう家族の誰かとか、近所の誰かとか……あいつっぽいなみたいな感じで身近な存在として楽しんでもらえたらなと思います。

 --前回と演じ方を、ここは変えようかなと思うところはありますか?

 変わらないですよね。満の変わらない良さみたいなものを出せればなと。成長はしてないんじゃないかな(笑)、してほしくないです(笑)。その強さが彼にはあるんじゃないですか? 変わらない強さが! とはいえ連ドラの時をなぞっていくのもちょっと違うと思う。5年たっていることは間違いないので、そんなに意識せずにと思っています。

 --視聴者のみなさんへメッセージを。

 家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って見られる楽しいホームドラマです。横になりながらでもリラックスして見られるドラマになるといいなと思います。考察とかないので(笑)。ダラーとただただ楽しく見てほしいです!

 ◇プロデューサー、櫨山裕子さんのコメント

 連ドラの放送から5年。脚本家・金子茂樹氏の「ポラリスってコロナ禍で休業してんじゃないですかね」という言葉ですべてが始まりました。

 状況は変わっても、連ドラ時と同じく「変わらない人たち」を視聴者の皆さんに感じていただくのがホームドラマである「俺の話は長い」の良さだと思います。

 この家族の「けんかするほど仲がいい」……イチャイチャをお茶の間でニヤニヤと温かく見守っていただけますと幸いです。

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