あめだま:東映アニメーション初の米アカデミー賞ノミネート 急きょ劇場公開 西尾大介監督×鷲尾天Pコンビも話題

「あめだま」のビジュアル(c)Baek Heena,Toei Animation
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「あめだま」のビジュアル(c)Baek Heena,Toei Animation

 米国の第97回アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされたことも話題の東映アニメーションの短編アニメ「あめだま」(西尾大介監督)が、日本で劇場公開されることが明らかになった。2月28日から2週間限定での劇場公開される。同作が東映アニメーションとして初のアカデミー賞ノミネート作品となったことを受けて、映画ファンから劇場公開希望の声が数多く届き、急きょ新宿バルト9(東京都新宿区)などティ・ジョイを中心とする19館限定で上映されることになった。短編映画単独での興行上映は、東映アニメーションとしては初めて。

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 東映アニメーションによるフルCGの短編アニメで、「ドラゴンボールZ」「金田一少年の事件簿」「ふたりはプリキュア」などの西尾監督、「プリキュア」シリーズの生みの親とも呼ばれる鷲尾天プロデューサーが約20年ぶりにコンビを組んだことも話題になっている。「THE FIRST SLAM DUNK」のダンデライオンアニメーションスタジオの制作陣が集結した。「プリキュア」シリーズなどで知られる佐藤直紀さんが音楽を手掛けた。

 絵本「あめだま」「ぼくは犬や」が原作。第25回ニューヨーク国際子供映画祭の短編コンペティションアニメーションで審査委員最優秀賞、観客賞の二冠を達成、第64回ズリーン国際子供・若者映画祭の子供短編部門で審査員賞に選ばれるなど話題になっている。

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