豊臣兄弟!:信長役に小栗旬 10回目の大河ドラマ出演「一度悩んだ」

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で織田信長を演じる小栗旬さん (C)sai
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2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で織田信長を演じる小栗旬さん (C)sai

 仲野太賀さん主演で、2026年に放送されるNHK大河ドラマ豊臣兄弟!」の新キャストが、NHKドラマの公式X(旧ツイッター)で2月3日に発表され、小栗旬さんが織田信長役で出演することが分かった。「鎌倉殿の13人」(2022年)で主演を務めた小栗さんは、「豊臣兄弟!」が通算10作目の大河ドラマとなる。

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 小栗さんは「『鎌倉殿の13人』を終えてからまだ3年くらいの月日なので、このペースで改めて大河ドラマに出演するということは一度悩んだのですが、仲野太賀君と池松壮亮君が演じる豊臣兄弟をいちばん最初にそばで見ることができるということは、そんな気持ちよりも勝るものでした」と出演の理由を明かしている。

 「豊臣兄弟!」は、“天下人”豊臣秀吉の弟・秀長を主人公に、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、「半沢直樹」、連続テレビ小説「おちょやん」などで知られる八津弘幸さんが担当する。

 小栗さん演じる信長は、大胆で革新的な戦略と非凡なリーダーシップにより領土を拡大し、「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎と藤吉郎兄弟にとって絶対的な主君である。当主争いで対立した弟を自らの手で殺害したという苦い過去を持っている。「天下一統を狙う孤高のカリスマ」だ。

 小栗さんは「近年もさまざまな解釈が出てきているので、実際にどんな人物だったのかは、いつになっても謎ですが、それでもやはり秀吉や家康に与えた影響というのは、ものすごく大きなものがきっとあったと思いますし、カリスマ性を持った方だったのだろうなという印象を持っております」とコメント。「序盤の台本を読みましたが、信長の説明の文言にもあるように『孤高のカリスマ』というような描かれ方をしていて、かっこいい男に描かれているなと思いました」と語った。

 大河ドラマは「どうする家康」(2023年)以来、3年ぶり10回目の出演となる。

 「僕も歴史の話が好きですし、いろいろな方の解釈が反映されて、脚本というものがつくられ、その世界の中、長い時間をかけて48話という本数の作品をやる場所はなかなか他に見当たらなく、そこに参加するということは、いつも大きな期待と不安がひしめき合って刺激的な体験をくれる場だと思っています」と思いを明かした。

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