松村沙友理:マンガ原作の胸キュンラブコメで主演 相手役は駒木根葵汰 4月期テレ東深夜ドラマ「やぶさかではございません」

ドラマ「やぶさかではございません」に出演する松村沙友理さん(左)と駒木根葵汰さん (C)「やぶさかではございません」製作委員会
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ドラマ「やぶさかではございません」に出演する松村沙友理さん(左)と駒木根葵汰さん (C)「やぶさかではございません」製作委員会

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、テレビ東京で4月2日にスタートする「ドラマNEXT」枠(水曜深夜0時半)のドラマ「やぶさかではございません」で主演を務めることが2月3日、明らかになった。松村さんは同局のドラマに初主演。共演は俳優の駒木根葵汰さんで、サイレントカフェを舞台にした胸キュンラブコメディーが繰り広げられる。

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 原作は、「LINEマンガ」の限定レーベル「ジーンLINE」で連載していたMaritaさんによる同名マンガ。LINEマンガデイリーランキング初登場第1位を獲得した。サイレントカフェ「アサガオ」で働く主人公の不思議麻衣は、カフェの同僚で人との距離感近めな年下男子の上下亮(かみしも・りょう)とある日をきっかけにお互いを“観察”し合う関係に。一緒に働くうちに亮のことが気になる麻衣だったが、初恋にトラウマがあり恋愛こじらせ中のため一筋縄ではいかず……。一方、亮も麻衣のことが気になり、クールな表情の裏側には麻衣に対する思いがあふれてしまう。果たして、2人はお互いの心の扉を開けることができるのか……というストーリー。

 主人公・不思議麻衣を演じる松村さんは「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(ABCテレビ)や同作の映画版で主演を務め、「体感予報」(MBS)、「極限夫婦」(カンテレ)、「焼いてるふたり~交際0日 結婚から恋をはじめよう~」(読売テレビ)などの話題作に出演。ファッション誌「BAILA」(集英社)のレギュラーモデルを務めるなど多方面で活躍。

 松村さんが演じる不思議麻衣は、さまざまな資格を取得しており恋愛以外は何でも完璧にこなす“しごでき”女子。“相思相愛”の恋愛に憧れがあるものの初恋にトラウマがあり絶賛恋愛こじらせ中で、引っ越し先で偶然サイレントカフェ「アサガオ」を訪れ、そこで働き始める。

 松村さんは「恋愛に臆病な麻衣ちゃんを大切に楽しく演じさせていただいております。原作を読んだ時もきゅんきゅんが止まりませんでしたが、撮影の現場でも距離感バグってる上下亮くんのおかげできゅんきゅんがあふれています! 作品の放送を期待してください! こんな愛され方したーーいが満載ですので、絶対に楽しんでもらえると思います」と呼びかけている。

 上下亮役の駒木根さんは、主演を務めた「25時、赤坂で」(テレ東)、「天狗の台所」「天狗の台所 Season2」(BS-TBS)をはじめ、「伝説の頭 翔」「君とゆきて咲く~新選組青春録~」「私たちが恋する理由」(以上、テレビ朝日)などに出演、文化放送「レコメン!」の月曜レギュラーも務めている。

 駒木根さんは、「ラブコメ初挑戦ということで今までにない緊張を感じながら撮影をしています。 とにかく愛が大きく素直な上下くんを見ていると言葉や行動でしっかりと思いを伝えることの大切さを思い出させてくれます。 不器用ながら一生懸命に好きな人と向き合う2人の純粋な恋模様をお楽しみください」とコメントしている。

 原作者とプロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇原作:Maritaさんのコメント

 原作が完結したタイミングで実写ドラマ化のお話をいただき、その年で一番大きな声を出して喜びました。大変貴重な機会をいただき光栄に思います。本当にありがとうございます。 日常的に映像化の妄想をしながら執筆していたので、夢が現実となりとてもうれしいです。マンガにはマンガの、ドラマにはドラマの得意な“魅せ方”というものがあります。マンガで名シーンと言われたページを完全忠実に再現したところで物足りないと感じることもあれば、原作とは全く違う視点を見せることで意外な登場人物が魅力的に見えることもあります。プロの手によって必要な工夫をし、より良い作品にしてくださるはずなので、既に「やぶさかではございません」をマンガで読んでいる人たちにも楽しんでいただけると思います。原作者ではありますが登場人物たちの生みの親としてではなく、純粋に一視聴者として放送がすごく楽しみです。

 ◇プロデューサー・鈴木里佳子さんのコメント(テレビ東京配信ビジネス局ドラマ室)
 不倫や復讐(ふくしゅう)ドラマが流行(はや)る昨今、超ど真ん中のラブコメ作品をお届けします。
 “相思相愛”に憧れを抱く、恋愛不器用な不思議麻衣と距離感がバグっている上下亮が、サイレントカフェを舞台に一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げます。原作の同名タイトル「やぶさかではございません」の言葉の意味を改めて調べたところ、「喜んで○○する」「努力を惜しまず○○する」というポジティブな意味があり、まずはその前向きなタイトルに惹(ひ)かれました。内容も、麻衣と亮の心の動きが丁寧に描かれていてどのキャラクターもかわいらしく魅力的。
 ほっこり心温かくなるすてきな作品だなと思い、ドラマ化のオファーをさせていただきました。
 主人公・麻衣を演じる松村沙友理さんは、バラエティーでお見かけするコミカルでチャーミングな一面と華のある柔らかな印象が、麻衣を演じていただくなら松村さんしかいない!と思い、お願いしました。実際に演じられると凛として落ち着いたたたずまいも加わり、マンガから出てきたような麻衣のキャラクターそのものです! 座長としてキュートな笑顔で撮影現場を癒やしてくださっています。
 亮を演じる駒木根葵汰さんは、これまでクールな役を多く演じられている印象がありますが、とにかくかわいい年下男子もハマると思い、オファーいたしました。実際演じられると、シャイで素直でかわいらしく時に好きの感情が暴走する亮が、まさにそこにいました。お二人の雰囲気もバランスもとてもよく、見ているだけでほほ笑ましいキュンキュンするすてきなコンビネーションにご期待ください。
 【令和の恋愛ドラマ】として、安心安全で心穏やかに見ていただきつつ、「私も麻衣のように愛されたい!」と擬似体験を楽しんでいただけるような、世の女性たちにとって最高の“溺愛ご褒美ドラマ”になったらうれしいです。

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