おむすび:「病院・管理栄養士編」突入、注目キャストは? “天陽の兄”以来の犬飼貴丈、“日曜劇場の常連”馬場徹も

連続テレビ小説「おむすび」で杉沢聡を演じる犬飼貴丈さん(上)と森下直久役の馬場徹さん (C)NHK
1 / 10
連続テレビ小説「おむすび」で杉沢聡を演じる犬飼貴丈さん(上)と森下直久役の馬場徹さん (C)NHK

 橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)。2月3日に始まる第18週「おむすび、管理栄養士になる」から、ドラマは「平成から令和へ 病院・管理栄養士編」へと突入する。注目の新キャストの顔ぶれは……。

あなたにオススメ

 ◇「病院・管理栄養士編」は盛りだくさんの“最終章”

 「おむすび」は、平成元年生まれのヒロインが、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、栄養士として人の心と未来を結んでいく、“平成青春グラフィティー”だ。NHKのドラマ「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品となる。

 「平成から令和へ 病院・管理栄養士編」の新キャストとして、今年1月に発表されたのは中村アンさん、濱田マリさん、妃海風さん、犬飼貴丈さん、永野宗典さん、辻凪子さん、しまずい香奈さん、吉田剛明さん、馬場徹さんの9人。中村さん、妃海さん、吉田さんは朝ドラ初出演となる。

 物語の舞台は、平成の終わりを翌年に控えた、2018年。結(橋本さん)は管理栄養士として、“新たなステージ”に立っていた。場所はかつて娘・花を妊娠中に通院、そして出産した大阪新淀川記念病院。患者の病状を把握し、時に話を熱心に聞きながら、状態に合わせた食事を提供していく。

 そして“栄養による治療・回復”を目的とした院内の特別チーム・NST(栄養サポートチーム)に参加。食と命の深い関係を学びながらも、結はさらに多くの人々と向き合い、支えていく……という、盛りだくさんの“最終章”だ。

 ◇犬飼貴丈はヒロインとタッグ? 馬場徹は内科医役で登場!

 中村さんは、腕を買われ、理事長が東京の病院から引き抜いた外科医の蒲田令奈、濱田さんは栄養科長で結の頼れる上司・塚本文香、妃海さんはベテラン看護師の桑原美和を演じる。

 また、犬飼さんは結とタッグを組む言語聴覚士・杉沢聡役、永野さんは小児科医の松崎瑛人役、辻さんは薬剤師の篠宮朱里役、しまずいさんは委託会社の管理栄養士・柿沼莉子役b、吉田さんは新人管理栄養士の石田拓役、馬場さんは消化器内科医の森下直久役で登場する。

 今回が初の朝ドラとなる中村さん、現在再放送中の朝ドラ「カーネーション」(2011年度後期)と「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)にも出演している濱田さんに加え、注目したいのは、杉沢聡役の犬飼さんと、森下直久役の馬場さん。

 犬飼さんは、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身(2012年の第25回でグランプリ受賞)で、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の主人公・桐生戦兎(仮面ライダービルド)役で人気を博すと以降、数々のドラマや映画に起用されてきた。朝ドラへの出演は「なつぞら」(2019年度前期)で、“天陽くん”こと山田天陽(吉沢亮さん)の兄・陽平を演じて以来となる。

 馬場さんは「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014年)をはじめ、「陸王」(2017年)、「下町ロケット」(2018年)、「天国と地獄 ~サイコな2人~」(2021年)、「アトムの童」(2022年)、「VIVANT」(2023年)、「アンチヒーロー」(2024年)などといったTBSの「日曜劇場」に数々出演してきた“日曜劇場に愛された男”。今回は「まんぷく」(2018年度後期)以来の朝ドラ起用にどう応えるのか、楽しみの一つになりそうだ。

写真を見る全 10 枚

テレビ 最新記事