べらぼう:西村まさ彦が西村屋与八役 「美人画」を数多く手がけ、江戸の出版界をけん引

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で西村屋与八を演じる西村まさ彦さん (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で西村屋与八を演じる西村まさ彦さん (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)」が、1月26日に放送される。同回から、西村まさ彦さんが西村屋与八役で登場する。

あなたにオススメ

 西村さんが演じる西村屋与八は、宝暦のころ(1750年代)から錦絵を手がけ、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。蔦屋重三郎(横浜さん)と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の女郎をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜初模様」を共に手がけることになる。

 その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共にけん引していくことになる。「『錦絵』の永寿堂──蔦重の永遠のライバル」だ。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

テレビ 最新記事