第4回マガデミー賞:ノミネート作品発表 作品賞に「ふつうの軽音部」「COSMOS」「正反対な君と僕」 今回から大幅リニューアル

「第4回マガデミー賞」の作品賞のノミネート作品
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「第4回マガデミー賞」の作品賞のノミネート作品

 電子書籍ストア「ブックライブ」を運営するBookLiveが主催するマンガのアワード「第4回マガデミー賞」のノミネート作品が1月23日、発表された。作画、ストーリー、表現、話題性など多方面において総合的に「讃えたい」と思えるマンガに贈られる作品賞は、森下みゆさんの「尾守つみきと奇日常。」、田村隆平さんの「COSMOS」、阿賀沢紅茶さんの「正反対な君と僕」、松木いっかさんの「日本三國」、クワハリさん原作、出内テツオさん作画の「ふつうの軽音部」がノミネートされた。

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 マガデミー賞は「マンガのキャラクターを讃える」をコンセプトに2021年にスタートした賞で、第4回は内容を大幅にリニューアルする。作品賞、設定賞、感銘賞、こだわり賞、表紙インパクト賞の5部門を設置し、「『マンガの楽しみ方』を広げる賞」を目指す。第4回は、2024年1月1日~12月31日に紙および電子のコミックスが発売された、もしくは発売予定があった作品のうち、最大巻数が10巻までの作品が対象となる。各部門の受賞作品は、審査員が選出したノミネート作品の中から、特設サイトでの一般投票により決定する。投票期間は1月23日~2月13日。受賞作品は、5月14日に発表される。

 物語設定やテーマがユニークで革新的なマンガに贈られる設定賞は、池田祐輝さんの「サンダー3」、ぴえ太さんの「ニンゲンの飼い方」、やじまさんの「ねこに転生したおじさん」、荒川弘さんの「黄泉のツガイ」、眞藤雅興さんの「ルリドラゴン」がノミネート。

 心に響いた、心が揺さぶられたマンガに贈られる感銘賞は、泥ノ田犬彦さんの「君と宇宙を歩くために」、世良田波波さんの「恋とか夢とかてんてんてん」、こだまはつみさんの「この世は戦う価値がある」、ふじもとゆうきさんの「寿々木君のていねいな生活」、草原うみさんの「やがて、ひとつの音になれ」がノミネートされた。

 作画や描き込み、作品づくりに作者の並々ならぬこだわりを感じるマンガに贈られるこだわり賞は、外薗健さんの「カグラバチ」、三卜二三さんの「佐橋くんのあやかし日和」、ちょめさんの「室外機室 ちょめ短編集」、トマトスープさんの「天幕のジャードゥーガル」、石山諒さんの「龍とカメレオン」がノミネート。

 表紙から醸し出される独自の世界観に惹きつけられてしまうマンガに贈られる表紙インパクト賞は、丸尾ろこミ゛さんの「妖しいね☆わたしの弟ギョーメイくん」、後谷戸隆さん原作、我孫子楽人さん作画の「きみの絶滅する前に」、大森えすさんの「シバつき物件」、薄場圭さんの「スーパースターを唄って。」、ヨシアキさんの「雷雷雷」がノミネートされた。

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