歴史探偵:歴史視点で「巨大地震」考える 新納慎也「語り継がなければと」 「鎌倉殿」以来の共演・佐藤二朗も「背筋が伸びる回」

1月15日放送の「歴史探偵」にゲスト出演する新納慎也さんと“探偵所長”の佐藤二朗さん (C)NHK
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1月15日放送の「歴史探偵」にゲスト出演する新納慎也さんと“探偵所長”の佐藤二朗さん (C)NHK

 NHKの歴史番組「歴史探偵」(総合)では、1月15日午後10時から「巨大地震」をテーマに放送する。30年前の阪神・淡路大震災を経験し、連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」では神戸市職員役を演じる新納慎也さんがゲスト出演。佐藤二朗さんたちと共に、歴史という視点から「巨大地震」について考えていく。

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 新納さんは「地震や津波などの災害の時はこういうことがあったよ、みんなこうしなきゃダメだよという伝承碑が日本にたくさんあることに本当にびっくりして。それぐらい日本って災害が多いし、それだけみんな語り継がなければと思いました」と話している。

 その発生が強く懸念されている南海トラフ地震。番組では、歴史資料から南海トラフ地震の実態を調査した。

 見えてきたのは、幕末の大坂中心部に「『想定外』の大被害」をもたらした津波の恐るべき実態。そしてその90年後、再び起きた地震では「国の情報隠蔽」によって、愛知で被害が拡大した可能性も浮上した。

 阪神・淡路大震災から30。過去の地震の記憶をいかに伝え、どう減災に繋げられるか……という内容。佐藤さんと新納さんは2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」以来の共演となる。

 佐藤さんは「この番組をやって何年かになりますが、特に今回歴史上の過去の地震を学んで、具体的に役に立つ情報がいくつもありましたね。背筋が伸びる回でした」と収録を振り返った。

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