王貞治:84歳になった世界のホームラン王 一本足打法の誕生秘話、長嶋茂雄への思い明かす 「有働Times」に出演

12月29日放送の「有働Times」年末スペシャルに出演する王貞治さん=テレビ朝日提供
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12月29日放送の「有働Times」年末スペシャルに出演する王貞治さん=テレビ朝日提供

 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治球団会長が、12月29日放送の報道・情報番組「有働Times」(テレビ朝日系、日曜午後8時56分)年末スペシャルに出演する。MCの有働由美子キャスターが、さまざまな世界で功績を残したレジェンドや第一線で活躍中のスターに迫る企画「レジェンド&スター」に登場。84歳になった世界のホームラン王が、“一本足打法”の誕生秘話などを明かす。

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 スタジオには、一本足打法を始めた直後から現役引退まで18年間使っていたというバ
ットや、現役&監督時代のユニフォームが登場。インタビューは、王さんが「このバットの音が好きだったんです……。何万回、何十万回振ったかわかりませんが、このバットが“命”でしたね」と語るところからスタートする。

 通算本塁打868本という、いまだに破られていない世界記録を成し遂げた王さんだが、背中を追い続けた先輩スターがいた。共に巨人V9時代を支えた“ミスタージャイアンツ"こと長嶋茂雄さんだ。今年11月に東京ドームで開催されたファン交流イベントでも、がっちりと固い握手を交わしていた2人。

 有働さんが「王さんにとって長嶋さんはどういう存在ですか?」と問いかけると、王さんは「もう心の中には住みついちゃっているんですよね。“長嶋さんは、長嶋さん”なんです」と自身にとって絶対的な存在であることを語る。現役時代から抱き続けている長嶋さんへの思いが明かされる。

 868本塁打を生んだ一本足打法の誕生の経緯にも言及。一本足打法のフォームは、当時の巨人の打撃コーチ・荒川博さんとの運命的な出会いと熱血指導で生み出されたが、王さんがそのメカニズムを解説する。そして、米大リーグ・ロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手のバッティングは「同じ工夫を別のやり方でしている」と述べる。

 そして話題は、王さんが今年始めた取り組み「BEYOND OH! PROJECT」へ。「大谷翔平を超える世界的ヒーローを生み出そう」というテーマを掲げたプロジェクトだが、50年、100年先の野球の未来を見据える王さんの考えを聞く。

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