海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。12月1日放送の第46回「刀伊の入寇」では、副題通り、平安時代中期に九州に異民族が襲来した大事件「刀伊の入寇」が描かれる模様だ。同回の予告には、藤原隆家(竜星涼さん)が武者たちを前に「出陣じゃ~!」と号令をかける様子が映し出され、視聴者から「まさかこの大河で合戦が見られるとは」との期待の声が上がっている。
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第46回では、まひろ(吉高さん)は念願の旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府に到着。そこでかつて越前で別れた周明(松下洸平さん)と再会し、失踪した真実を打ち明けられる。
その後、通訳として働く周明の案内で、政庁を訪ねるまひろ。すると鍛錬中の武者達の中に、双寿丸(伊藤健太郎さん)を発見する。さらに大宰権帥の隆家に、道長(柄本佑さん)からまひろに対するある指示を受けたと告げられる。
そんな中、国を揺るがす有事が……と展開する。
この国家の危機に、中心となって立ち向かったのが隆家だ。同役を演じる竜星さんは、福岡県太宰府市で11月23日に行われたドラマのトークショーにまひろ役の吉高さんと登場。その際、「(隆家役の)オファーをいただいたときに『刀伊の入寇』を描くと聞いていたのですが、だんだん終盤になってきて、刀伊の入寇やるのかなと半信半疑に。でも台本に出てきたのでやるんだ!と。これから藤原隆家はかなりの大活躍をしていきますので放送を楽しみにしていてください」と語っていた。
なお、ドラマの公式サイトの「登場人物・相関図」では、新しくなった隆家のビジュアルも公開されている。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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