おむすび:関口メンディーが朝ドラ初出演 “翔也”佐野勇斗が所属する大阪の社会人野球チームにまつわる新キャスト7人発表

連続テレビ小説「おむすび」に星河電器野球部のエース、澤田龍志役で出演する関口メンディーさん(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」に星河電器野球部のエース、澤田龍志役で出演する関口メンディーさん(C)NHK

 俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たなキャストが11月14日、発表された。18日からの第8週で結(橋本さん)は神戸へ、翔也(佐野勇斗さん)は大阪で社会人野球チームの一員となるが、今回発表されたのは翔也が所属する社会人野球チーム「星河電器」にまつわる人々。関口メンディーさん、嶋尾康史さん、川西賢志郎さん、三宅弘城さん、萩原利久さん、なるみさん、前野えまさんが出演する。関口さん、川西さん、前野さんは朝ドラ初出演。

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 関口さんが演じるのは、星河電器野球部のエース、澤田龍志。翔也の先輩で力強い投球が持ち味のピッチャー。アスリートとして食事にも気を使う、進歩的な一面も持つ。

 関口さんは、「名作を生み続けるNHKの朝ドラに参加できて、とても光栄です。澤田はストイックで、野球に対して真摯(しんし)に向き合うキャラクター。それでいて先進的です。 彼の生きざまに共感する部分が多く、演技にもより熱が入ったように思います。変化は時に世の中に対して摩擦を生みますが、それでも自分の見たい世界のために一生懸命に進む彼を通して、何か感じてもらえたらうれしいです」とコメントしている。

 川西さんは、スポーツ関西の松本記者を演じる。松本は野球一筋で、期待の選手を取材することに生きがいを感じる記者。川西さんは「『スポーツ関西』という絶妙に実在してそうなネーミングの新聞社に勤めて、星河電器の選手たちを熱心に取材しています。現場では、野球経験が浅い中、懸命に取り組む役者さんたち、それをサポートする方々の姿を拝見することで、自分も新たな栄養をもらいました。この作品とお茶の間とが、これからますます結ばれていくのを最後まで見届けます」とコメント。

 「らんまん」などに出演した嶋尾さんは、星河電器野球部の監督・中村重治役。各選手の個性を上手に育成し、プロ野球界へも毎年優秀な選手を送り出している名監督という役どころだ。

 「あさが来た」以来2度目の朝ドラ出演となる三宅さんは、社員食堂のベテラン調理師、立川周作を演じる。立川は社員食堂の古株として、献立や調理方法一切を取り仕切っている。阪神タイガースのファンで、野球部の面々にはいつも大盛りをサービスする。

 「エール」以来2度目の朝ドラ出演の萩原さんは、社員食堂の若手調理師、原口尚弥役。立川が決めた献立や調理方法に従っているが、内心思うところはあり、なかばあきらめているという役どころ。萩原さんは橋本さんと「10代の頃からの友達」といい、「出演できることがうれしく、楽しい撮影でした」と話している。

 「芋たこなんきん」「まんぷく」「カムカムエヴリバディ」に出演し、今回4作目の朝ドラ出演となる、なるみさんは星河電器茨木営業所総務部の社員、大久保育代を演じる。大久保はシャキシャキした性格で、野球部の翔也たちにも容赦ないベテラン社員。

 朝ドラ初出演の前野さんは大久保と同じ総務部の社員、田中茜を演じる。食堂の味付けが濃いことに不満な、翔也の先輩。「お仕事を始めた9年前から朝ドラに出演することを目標に掲げて頑張ってきたので、かなえることができて本当にうれしいです」といい、「初めて関西弁にも挑戦したので、そこにもぜひ注目してください!」と話している。

 「おむすび」は、NHK連続テレビ小説の第111作。元号が「平成」に変わった日に生まれたヒロイン・米田結(よねだ・ゆい、橋本さん)が、福岡でギャルとして育ったあと、あるきっかけから関西で管理栄養士を目指す……という“平成青春グラフィティー”。NHKのドラマ「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品となる。

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