海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第42回「川辺の誓い」(総合、日曜午後8時ほか)が、11月3日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯9.1%、個人5.3%だったことが分かった。
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第42回では、宮中では、道長(柄本佑さん)と三条天皇(木村達成さん)が覇権争い。道長は娘・妍子(倉沢杏菜さん)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あきさん)を皇后にすると宣言。道長は権力を誇示するため、ある計画を立てるが、その後、体調に異変が……と展開した。
ある日、里帰り中のまひろ(吉高さん)の元を、道長の従者・百舌彦(本多力さん)が訪ねてくる。百舌彦に頼られ、まひろは道長が静養する宇治の別邸へ。そこですっかりやつれた道長と再会したまひろは、道長を川へと誘う。
川辺で言葉を交わす二人。かつて道長に、政によってこの国を変えてほしいと願ったまひろは「私との約束はお忘れくださいませ」と道長に語りかける。
その言葉を聞き、「お前との約束を忘れれば、俺の命は終わる。それで帝も皆も喜べば、それでもよいが……」と遠い目をする道長。まひろは「ならば一緒に参ります」と口にすると、物語を書き終え、皇太后・彰子(見上愛さん)が強くたくましくなったことを理由に「この世に私の役目はもうありません」と明かした上で、「この川で二人、流されてみません?」と道長にほほ笑みかける。
そんなまひろに道長は「お前は、俺より先に死んではならぬ。死ぬな……」と告げる。するとまひろも「ならば、道長様も生きてくださいませ。道長様が生きておられれば、私も生きられます」と答え、道長はこらえきれず涙。やがてまひろは再び筆を執り、“光る君の死後の物語”を執筆し始めた。
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