ベルサイユのばら:劇場版アニメ追加キャスト発表 武内駿輔、江口拓也、入野自由 オスカルに影響を与えたアラン、ジェローデル、ベルナールに

劇場版アニメ「ベルサイユのばら」に出演する(左上から反時計回りに)武内駿輔さん、江口拓也さん、入野自由さん(C)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
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劇場版アニメ「ベルサイユのばら」に出演する(左上から反時計回りに)武内駿輔さん、江口拓也さん、入野自由さん(C)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会

 池田理代子さんの名作マンガが原作の新作劇場版アニメ「ベルサイユのばら」(吉村愛監督、2025年1月31日公開)に声優として、武内駿輔さん、江口拓也さん、入野自由さんが出演することが分かった。武内さんがアラン・ド・ソワソン役、江口さんがフローリアン・ド・ジェローデル役、入野さんがベルナール・シャトレ役として出演し、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェに影響を与えた3人のキャラクターをそれぞれ演じる。

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 衛兵隊の一員で、オスカルも一目置くほどの剣の腕前を持つアランを演じる武内さんは「今回再び新作のアニメーションが作られ、しかもそこに歌による演出もある作品ということで、楽しみな気持ちでいっぱいになりました。以前旅行でベルサイユ宮殿に足を運んだことがあったので、その時肌で感じたことや、香り、時代背景、それをうまくアランに落とし込むように収録いたしました。令和ならではの取り組みで生み出される、新たなベルばらの魅力に乞うご期待くださいませ」とコメント。

 オスカルが近衛隊隊長を務めていた時に副官として従っていたジェローデルを演じる江口さんは「歴史ある『ベルサイユのばら』という作品に関わらせていただき、光栄に思います! 僕が担当するジェローデルは、葛藤の中でどんな選択をするか、大切に演じました。よろしくお願いいたします」と話している。

 パリの新聞記者のベルナールを演じる入野さんは「歴史あるこの作品の一部になれることをとても光栄に思っています。歌による演出を盛り込んだアニメという形で制作されること自体が珍しいことだと思います。貧困に苦しむ市民を牽引し、革命に身を投じるベルナールの闘志を感じていただけたらうれしいです。新しいかたちでの『ベルばら』を楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。

 「ベルサイユのばら」は、1972~73年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載された池田さんの名作マンガ。18世紀後半のフランス革命の時代、男装の麗人オスカルと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生が美しく描かれた。

 劇場版アニメは、「アオハライド」「チア男子!!」などの吉村さんが監督を務める。「進撃の巨人」などの澤野弘之さんが音楽プロデューサーを務め、澤野さんとKOHTA YAMAMOTOさんが音楽を手がける。「呪術廻戦」「チェンソーマン」で知られるMAPPAが制作する。

 ◇キャスト(敬称略)

 オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:沢城みゆき▽マリー・アントワネット:平野綾▽アンドレ・グランディエ:豊永利行▽ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:加藤和樹▽アラン・ド・ソワソン:武内駿輔▽フローリアン・ド・ジェローデル:江口拓也▽ベルナール・シャトレ:入野自由

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