虎に翼:年齢を重ねた優未が「寅子そっくり」と話題 川床明日香の演技に称賛の声「すごく似ていた」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」最終回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」最終回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回が、9月27日に放送され、寅子(伊藤さん)の娘・優未を演じた川床明日香さんが「寅子そっくり」と視聴者の間で話題になった。

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 最終回は、寅子がこの世を去ってから15年が経過した平成11(1999)年からスタート。50代になった優未は、自宅で着付けと茶道の教室を開き、ジャン荘で働き、寄生虫研究の雑誌編集をしながら、花江(森田望智さん)とひ孫の面倒を見る多忙な日々を過ごしていた。

 ある日、優未が橋の上を歩いていると、携帯電話で話しているスーツ姿の女性を見かける。その女性は美雪(片岡凛さん)そっくりで、急に仕事をクビになり、困っている様子だった。優未は思わず声をかけ、「もしよろしければ弁護士に相談なさったらどうですか? 私の知り合いでよければご紹介します。佐田優未の知り合いと言ってくだされば」とメモを手渡す。すると、その女性は「佐田?」と反応した。

 帰宅した優未は、航一(岡田将生さん)に「秘密の話、聞いてくれる?」と切り出し、「私とお母さんの生き方って全然違うじゃない? 私は私が好きだけど、お母さんのすごいところ、かっこいいところ、何にも引き継げないまま人生が終わっちゃうような気もしてて」と吐露。

 そして、「さっきね、自分の中にお母さんをすごく感じたというか……。私にとって、法律って、お母さんなんだよなぁって。だからね、今、すごく近くに感じる。感じると、心が軽くなる。みーんなの中にあって、寄り添ってくれるものなんだよなって」と打ち明けた。

 川床さんは2002年7月10日生まれ、福岡県出身の22歳。ファッション雑誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)のモデル(ニコモ)や積水ハウスの企業CMなどを経て、2019年公開の映画「ピア~まちをつなぐもの~」(綾部真弥監督)でスクリーンデビューし、同年11月放送の連続テレビ小説「なつぞら」のスピンオフドラマにも出演。2022年には、福山雅治さん主演の「ガリレオ」シリーズの映画「沈黙のパレード」(西谷弘監督)にも起用された。朝ドラの本編に出演するのは、「虎に翼」が初めてとなる。

 年齢を重ねた優未を自然に演じた川床さんに、SNSでは「優未の表情や所作の演技が寅子にそっくり。寄せているのだろうけどすごい」「今まで似ていると思ったことなかったのに最終話、すごく寅子に似ていた」「遠目に寅子とそっくりで、一瞬二役なのかと思った」「演技うますぎと思って調べたら、川床さんまだ20代って……!」など、驚きの声が上がっていた。

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