歌手でタレントの辺見マリさん(73)が、9月25日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。4年前に心不全を患った経験や、歌への思いを語った。
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徹子さんから「4年前、心臓の病気になったんですって?」と聞かれた辺見さん。「そうなんですよ。うっ血性の心不全、コンパクトに言うとそうなんですけれども。不整脈が基本で、心臓に変な負担がかかって、うっ血してしまう。(心臓は)普通の日常生活では動いていて当たり前みたいなのに、思いもしない心臓だった」と明かした。
食欲がなくなったあるとき、病院に行ったらそのまま入院。1週間ほど、薬療法を行った。
「(心臓という)思いもしなかったところが、こんなおかしいことになってしまったから、寝ていても『このまま(心臓が)止まってしまったらどうしよう』と不安で……」
2年前に手術を受けた。「『心配、心配』というお母さんより『よっしゃ、やる!』って言って。そういうふうな母親の方が可愛がってもらえるんじゃないかなって(笑い)」と子どもたちへの思いを明かした。現在は「元気」だという。
徹子さんから歌への思いを聞かれると、辺見さんは「大変だったときを(歌によって)乗り越えさせてもらっているので、これは絶対に私は歌はやめちゃいけないなって」と告白。
一時は歌をやめようと思い、譜面など全て処分した。「だけど、娘(辺見えみりさん)から『お母さん、90歳まで歌うって言っていたんじゃないの? どうしたのよ』と言われて。それを受け流しちゃうときもあったんですけども、心臓の手術してから『よっしゃ、もう1回、一からやろう』と思って。娘の後押しがあって、今年の4月にライブやったんです」と語った。
徹子さんから「(ライブは)どうでした?」と聞かれた辺見さん。「気持ちいい!」と晴れやかな笑顔を見せた。
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