上田麗奈:アニメ「アオのハコ」 千夏先輩を演じる難しさ 「あざとさが出ないように」

「アオのハコ」のワールドプレミアの様子
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「アオのハコ」のワールドプレミアの様子

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の三浦糀さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「アオのハコ」のワールドプレミアが9月7日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催され、猪股大喜役の千葉翔也さん、鹿野千夏役の上田麗奈さん、蝶野雛役の鬼頭明里さん、笠原匡役の小林千晃さんが登場した。高校2年生の女子バスケットボール選手で、実力だけでなく人柄とスター性も兼ね備えたヒロイン・千夏を演じる上田さんは「スター性もあって華やかですが、努力もいっぱいしているところが格好いい。何を考えているんだろう?と翻弄(ほんろう)されるようなミステリアスさもあります。本人は至って素直なのがいいんですよね」と語った。

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 上田さんは、演じる際は、サバサバしていて、あざとくない演技を意識していたといい「胸キュンシーンも多いのですが、あざとさが出ないように気を付けようとしました。優しさ、思いやりがある子なので、そのニュアンスが乗りすぎないように、乗るようにお芝居するのが難しかったところです」とも話した。

 この日は、東京ミッドタウン日比谷(同)の日比谷ステップ広場に作品をイメージしたブルーのカーペットが用意され、千葉さん、上田さん、鬼頭さん、小林さん、針生健吾役の内田雄馬さんが登場。バンド「Official髭男dism(ヒゲダン)」がオープニングテーマ「Same Blue」、シンガー・ソングライターのEveさんがエンディングテーマ「ティーンエイジブルー」を担当することも発表された。

 「アオのハコ」は、「週刊少年ジャンプ」の人気作で、アニメへの期待も高まっている。主人公・大喜を演じる千葉さんは「間違いなく皆さんの期待をしっかり超えられる。「新しさがあるのに、どこか懐かしさもある。皆さんの心にスッと入っていくと思います。好きという気持ちを肯定してくれる温かい作品です」と自信を見せた。

 「アオのハコ」は、中高一貫スポーツ強豪校・栄明学園を舞台に、男子バドミントン部・猪股大喜が、女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏に恋をする……という青春部活ラブストーリー。等身大のキャラクターたちがそれぞれの思いを胸に部活に打ち込むひたむきな姿、“誰かを好きになった時”の心の機微を繊細に描いている。「週刊少年ジャンプ」で2021年4月に連載をスタートした。コミックスの累計発行部数は500万部以上。

 アニメは「ルパン三世」シリーズを手がけるテレコム・アニメーションフィルムがアニメを制作する。10月3日からTBS系28局で毎週木曜午後11時56分に放送される。

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