海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第109回が8月29日に放送され、マージャン対決をする優未(毎田暖乃さん)たちに向かって、寅子(伊藤さん)が放った一言に、視聴者の共感を呼んだ。
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第109回では、昭和31(1956)年秋のある夜、芸術家たちの集会に参加していたのどか(尾碕真花さん)が警察に補導され、寅子たちは深夜2時近くまでのどかの帰りを待っていた。のどかを連れて帰ってきた航一(岡田将生さん)は「警察では厳重注意で、おとがめなしとなりました」と説明した。
次の日、寅子たちが朝ご飯を食べていると、のどかが2階から下りてきて、百合(余貴美子さん)にご飯を準備するよう頼む。優未が百合を手伝おうとすると、のどかは「やめて!」と声を張り上げた。
のどかは「ごめんなさい。私、やっぱり無理だわ。家族のようなものだなんて。どうしても好きになれないの、この人たちが。嫌なものは嫌なの。やってみたけど無理だったのよ」と吐露。寅子と優未が外に出て行くと、のどかは「私が家を出て行く。それが一番みんな幸せでしょ」と言い放った。
すると、そこに優未が戻って来て、「この家では何かおねだりをするとき、おじいさんと勝負をしてきたと、前に言ってましたよね」と言い、のどかに向かって「私とマージャンしてください」と勝負を挑む。
優未が「私が勝ったら私と母の何を好きになれないのかを正直に話してほしい。解決策を一緒に探ってほしい」と話すと、のどかは立ち上がり、「いいよ、私が勝ったら、私は家を出る」と告げた。
航一も「やりましょうか」と同調し、航一、朋一(井上祐貴さん)、のどか、優未でマージャン卓を囲み、マージャン大会がスタート。対局中、優未はおなかを押さえながら汗を流し、つらそうな表情を浮かべる。優未の異変に気づいたのどかが休憩を提案するが、優未は「ダメ、勝たなきゃ」と返した。
そこにたい焼きを買った寅子が戻ってきて、「みんなで食べましょう」と部屋に入ってくる。状況が飲み込めない寅子は、驚いた表情で「何でマージャン?」と尋ねた。
SNSでは「本日のツッコミ大賞は寅子の『何でマージャン?』が受賞しました」「『何でマージャン?』て反応になるよねそりゃ」「多分視聴者目線でも同じ気持ちだ」「思いもよらない展開が過ぎる」といった声が上がっていた。
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