海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第103回が8月21日に放送され、航一(岡田将生さん)が寅子(伊藤さん)に「結婚するのやめましょう」と告げる場面に、視聴者が注目した。
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第103回では、寅子と優未(毎田暖乃さん)が星家を訪れた。食事の団らんが進む中、航一は「結婚したら僕が佐田姓になる」と発言する。航一の長男の朋一(井上祐貴さん)、長女ののどか(尾碕真花さん)は構わないというが、義母の百合(余貴美子さん)は大反対。寅子も「いつ私が航一さんに佐田姓になってほしいと言いましたか?」と困惑の表情を浮かべた。
航一は謝罪し、「寅子さんの夫と名乗りたい。僕の妻ですと紹介したいんです」と結婚したい本当の理由を告白し、「寅子さんを妻だと紹介することは、世界中の人にこの人が僕の愛する人だと伝えることです」と続けた。寅子も、航一の妻と名乗りたくなってしまうと正直な思いを吐露した。
後日、寅子は桂場(松山ケンイチさん)に、結婚後も仕事上で佐田姓を名乗れないかと相談する。しかし、戸籍名しか使えないと定められている裁判官が、旧姓で働くことは不可能だと即刻却下されてしまう。
そんな折、轟(戸塚純貴さん)の仲間たちの集まりに誘われた寅子は、航一と優未と共に、「山田轟法律事務所」を訪れる。寅子たちは、事務所に集まった性的マイノリティーの3人から、同性愛に気づいたきっかけや、性別適合手術を受けた経験について話を聞いた。
その後、遠藤(和田正人さん)から航一のプロポーズを受けるのかと尋ねられた寅子は、自分が折れて星姓を名乗る決意をしたと話す。遠藤は「自分が曲げたくないものを折るって、自分も折らせた相手も傷つけることなんです」と返した。
その会話を聞いていた航一は、「僕たち、結婚するのやめましょう」と提案。遠藤は「僕たちが余計なことを言ってしまったから」と慌てて謝罪し、轟も「佐田はそれでもあなたと結婚したいと決意したところなんだ」と伝える。すると、航一は「僕がやめようと言ったのは、いわゆる婚姻届を出して行う結婚のことです」と補足した。
航一の提案に、SNSでは「事実婚という新たな選択肢が!」「この時代で事実婚の発想はすごく斬新」「このドラマすごいな、次は事実婚か。何個要素詰め込んでくるんだ」「これからどうなるのかな?」「航一、寅子にベタぼれ」などと、驚きの声が上がっていた。
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