海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第102回が8月20日に放送され、轟(戸塚純貴さん)の言葉に、視聴者から感動の声が上がった。
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第101回(8月19日放送)では、寅子は轟から恋人の遠藤時雄(和田正人)を紹介され、驚きを隠せなかった。寅子は航一(岡田将生さん)からプロポーズを受けたことを、2人の前でよね(土居志央梨さん)に報告し、「結婚する意味を見いだせない」と悩みを打ち明けた。そんな寅子の言葉に、轟と遠藤は複雑な表情を浮かべていた。
第102回では、寅子は「山田轟法律事務所」を訪れ、軽はずみな発言をしたことを轟に謝罪。寅子が、結婚でどちらかが名字を変えなくてはいけない意味について考えていなかったこと、男女の恋人のことしか考えていなかったことを話すと、轟は優しくほほ笑んで「人間なんて、そんなもんだ! 今、振り返ってみればの連続。過ぎてから分かることばかりだ」と返す。
そして「今振り返ってみれば、俺は子供のころからやたらと『男らしさ』にこだわっていた。男の型にはまっている実感をいつも欲していた」と語り出し、今は亡き親友・花岡(岩田剛典さん)への恋心を打ち明ける。轟は、花岡と話をするために同じ時間に通学したことや、弁護士になる夢をうれしそうに語る花岡の顔が見たくて、同じ明律大に進学したことを明かした。
轟は、花岡が亡くなった時、よねが「私の前では強がらなくていい」と言ってくれたことで自分の気持ちに気づいたと説明。「今振り返ってみれば、自分の気持ちを知ったあとも、どうぜ俺のことは世の中には分かってもらえまいと諦めていた」と続けた。
そんなとき、友人の付き添いで事務所にやって来た遠藤と出会い、轟から告白して交際がスタート。轟は遠藤といられればそれだけで良かったと語り、「でも、この先の人生、お互いを支え合える保障は法的にない。俺らが死ねば、俺らの関係は世の中からはなかったことになる。じいさんになって人生を振り返ったとき、俺は心から幸せだったと言いたいんだ」と訴えた。
轟の告白を視聴者が注目し、X(旧ツイッター)では「俺たちの轟」がトレンド入り。SNSでは「轟の語りに号泣」「切なすぎてしんどい」「神回だった」「轟の側によねさんがいてくれて良かった」「幸せになってくれ」といった声が上がった。
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