海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第77回が7月16日に放送された。同回で、書記官の高瀬(望月歩さん)が激怒する場面があり、視聴者の注目を集めた。
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第77回では、寅子(伊藤さん)は、林業を営む森口(俵木藤汰さん)と原(星野亘さん)が所有する山林の境界線をめぐる民事調停を担当することになる。調停室を出ようとした森口は、高瀬の姿に気付き、「相変わらずしょっきがねえなあ。どうせまた本ばっか読んでんだろう。きちんとまんまは食ってっか?」と声を掛けた。高瀬は苦笑いし、その場を後にした。
その後、寅子は、森口、弁護士の杉田(高橋克実さん)、高瀬らと共に現地視察に向かうことに。山道を歩いていると、体力のない高瀬は列から遅れ、立ち止まってしまう。すると、杉田は「おいおい、男らろ」とあきれた様子。森口は「おめえは昔っからそうらな。兵隊にも行けねえで、お国のためにもならねえで、親にも迷惑ばっかかけて……。情けねえ!」と叱咤した。
途中の河原で休憩を取っていると、高瀬が突然「黙れ!」と大声を上げ、森口とつかみ合いのけんかになってしまう。高瀬は「クソじじい~!」「ほっといてくれ!」と声を荒げ、怒りをあらわにする。寅子は制止しようとするが、高瀬に手を振り払われ、そのはずみで川に転落する。
支部に戻ると、杉田は森口が高瀬を訴えると言っていると伝え、高瀬の上司・深田(遠山俊也さん)は、高瀬のこれまでの苦労を列挙し、穏便に済ませてほしいと懇願。高瀬はそのやり取りを、渋い表情を浮かべて聞いていた。
SNSでは「そりゃキレるよ」「高瀬くんかわいそう……これずっと言われてきたんだろうな」「うわー、田舎の男社会のスンっの話じゃないの」「高瀬くんの生きづらさにぐったり」など、高瀬への同情の声が上がっていた。
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