海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第74回が7月11日に放送された。同回では、桂場(松山ケンイチさん)が寅子(伊藤沙莉さん)に異動を命じた理由を明かし、視聴者から反響の声が寄せられた。
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第74回では、新潟への異動が決まったことをきっかけに、いつの間にか家庭をかえりみなくなっていたことを家族から指摘された寅子(伊藤さん)。家族と正面から向き合うことを決意し、家族会議を開く。自らの行いを反省した寅子は、優未(竹澤咲子ちゃん)と向き合い、「一緒に新潟に付いてきてください。お願いします」と頭を下げ、新潟へは2人だけで行くことが決まった。
その後、寅子は桂場に「私、思い上がっていました」「すっかり天狗(てんぐ)になって……」と自身のこれまでの言動を反省。「そんな私に失望して鼻をへし折るために異動を決めてくださったんですよね」と問いかけた。
しかし桂場は「全く違う!」と否定。「腹立たしいが、君は有能だ」と寅子の能力を認めたうえで、自分や多岐川(滝藤賢一さん)、 “ライアン”こと久藤(沢村一樹さん)に好かれてしまっていることが問題だと指摘。「キャリアを重ね、俺たちという後ろ盾がある君は、もう昔の弱い者じゃあない。今の君の『はて?』は非常に重い。周りを動かす力がある」と説明。
続けて「今のままでは君の土台はいずれ崩れる。君は裁判官として正しく成長する道筋を飛び越え、一躍、時の人となってしまった。それに甘んじている君に家裁は、いや、どんな役職も任せられん。だから、地盤を作るんだ」と異動を命じた理由を明かした。
寅子の異動に反対していた多岐川も桂場の真意を知り、「とびきりの愛じゃないか!」と感激。背後で見守っていたライアンも「桂場くんは穂高先生直系の理想主義者かつ潔癖なまでの正論主義者なんだから」と笑った。
SNSでは「桂場さんの深い愛に朝から泣いた」「最高の上司」「桂場のビックラブに大興奮」「左遷ではなく愛の修行だったのか」「ツンデレの極み」といった声が上がった。
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