海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第73回が7月10日に放送された。終盤で佐田寅子(伊藤さん)の亡き夫・優三(仲野太賀さん)が回想シーンで登場し、視聴者が反応した。
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第73回では、新潟への異動を命じられた寅子は、弟の直明(三山凌輝さん)から、娘の優未(竹澤咲子ちゃん)がこれまで寅子に見せていたのは本当の姿ではなかったことを知らされる。直明は、仕事を頑張る寅子を応援してきたが、ささいなズレから家族との溝が大きくなってしまったと説明し、新潟には寅子一人で行くべきだと伝えた。
一瞬にして見えていた景色ががらりと変わった寅子。行きつけの甘味処「竹むら」で、さらに追い打ちをかける出来事が。裁判官を目指す後輩の女子学生たちが「佐田さんには悪いけど家裁には行きたくないわ」「家裁にいったら出世の道は断たれるわけだし。そういう意味でも佐田さんの言動は短絡的よね」などと話しているところに居合わせてしまう。
落ち込みながら裁判所に戻った寅子は、離婚調停を担当した福田瞳(美山加恋さん)から「そうやって恵まれた場所から偉そうに……あんたみたいなやつが一番腹立つのよ!」と刃物を突きつけられる。けがはなかったが、寅子は大きなショックを受ける。
寅子が帰宅すると、直明らとかるたを楽しむ優未の姿が。自分の前では見せない楽しそうな優未の姿を目の当たりにし、寅子は、優三と赤ん坊だった優未をあやした日々を思い出す。そして、寅子は優三が語った「優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きなあの何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること」という言葉を思い出し、涙を流した。
回想シーンに登場した優三に、SNSでは「優三さんがいてくれたら違ったのかな」「優三さんが出てきた時、思わず涙した、そばにいてくれたらって」「いつまで泣かしにくるんや優三さん」「優三さんなら子育てでも寅ちゃんのナイスアシストしたんだろうな」「寅子の苦手なダメな部分を補ってくれる得難い人だったのに」といった声が上がった。
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