虎に翼:「悩む意味あります?」 “航一”岡田将生のせりふに「大豆田とわ子」を思い出す視聴者続出  「しんしんが脳裏にちらついた」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第68回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第68回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第68回が、7月3日に放送された。同回では、岡田将生さん演じる星航一のせりふに、岡田さんが2021年4月期の連続ドラマ大豆田とわ子と三人の元夫」(カンテレ・フジテレビ系)で演じた、ひねくれ者のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を思い出す視聴者が続出した。

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 第68回では、寅子は航一と甘味処「竹もと」で会うことに。航一は、最高裁判所長官だった亡き父・星朋彦(平田満さん)の病気を寅子に黙っていたことを謝る。寅子は「なんとなくは分かっていました」と返し、朋彦が亡くなる前に「竹もと」で著書「日常生活と民法」の序文を朗読したことを振り返る。

 寅子は「民法だけじゃない。新しくて理想的なことを行うためには相当の工夫や努力と日時を要するもの。学生時代から心底分かっている……はずなのに、うまくいかないと腹が立つ」と吐露し、「ごめんなさい、愚痴です。忘れて」とつぶやいた。

 すると航一は、「悩む意味あります?」と一言。続けて「言ってたでしょ、『その時の自分にしかできない役目があるかもしれない』って。だから、うまくいかなくて腹が立っても意味はあります、必ず」と返した。

 この場面での航一の「悩む意味あります?」のせりふに、「大豆田とわ子と三人の元夫」のしんしんを思い出したという視聴者も多く、SNSでは、「大豆田とわ子のしんしんのせりふだよね。こういうクロスオーバーなんかうれしい」「大豆田へのオマージュ?」「しんしんが脳裏にちらついたのは私だけではないはず」といった声が相次いだ。

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