海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第26回「いけにえの姫」が、6月30日に放送され、語りを担当する伊東敏恵アナウンサーのとあるナレーションが、一部の視聴者の間で話題となった。
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第26回では、災害が続く都をまたも大地震が襲うが、まひろ(吉高さん)は、夫となった宣孝(佐々木蔵之介さん)の財で家を修繕し、生計を立てていた。一方、道長(柄本佑さん)は、安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)から、この天変地異をおさめるためには道長の娘・彰子(見上愛さん)を入内させるしかないと進言される。
天災で多くの民が命を落としたことを、一条天皇(塩野瑛久さん)は自分が政をおろそかにしたからと考え、心労から体調を崩す。譲位して定子(高畑充希さん)と暮らしたいと行成(渡辺大知さん)に相談。行成からは、譲位せず、政に専念するよう諭されるが、それでも一条天皇は、定子が皇子を産むことを望んだ。
そして、画面にテロップで「長保元(999)年」と映し出されると、「年が明け、元号は長保となった」とナレーションで紹介。続けて「一条天皇はこの正月、事もあろうに、中宮を秘密裏に内裏に呼び寄せた」と視聴者に伝えられると、御簾の向こうでは一条天皇と定子が抱き合う姿が。そして定子の懐妊が明らかになり……と展開した。
SNSでは「この天皇、何してんのw」「一条帝、まるで反省していない…」「ほんまに何やってんの」「帝、やりたい放題だなぁ」などと視聴者は反応。「ナレーションまで『事もあろうに』って言っちゃったよ!!!」「ナレーションから『事もあろうに』って言われるのは笑うな」「本当に『事もあろうに』だよ」「内裏に連れ込んで行為に及ぶのは『事もあろうに』と言われても仕方ないね笑」といった感想も書き込まれた。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
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