鬼滅の刃 柱稽古編：岩柱・悲鳴嶼さんの過去が明らかに　「つらい」「泣いてしまう」　寺の子供の豪華声優も話題に

　吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「柱稽古編」の第7話「岩柱・悲鳴嶼行冥」が、フジテレビ系で6月23日に放送された。第7話では、岩柱・悲鳴嶼行冥（ひめじま・ぎょうめい）の悲しい過去が明らかになり、X（旧ツイッター）では、「つらい」「重すぎる」と話題になった。

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　第7話では、悲鳴嶼が稽古（けいこ）を乗り越えた竈門炭治郎に「私は君を認める」と話し、鬼殺隊に入る前の過去について語った。悲鳴嶼は昔、寺で身寄りのない子供たちを育てていたが、寺を鬼が襲い、次々と子供たちが殺された。唯一悲鳴嶼の言うことを聞いてくれた沙代という少女を守るため、朝まで必死に鬼を殴り続けたが、沙代は駆け付けた大人に「あの人は化け物」「みんな殺した」と告げる。

　悲鳴嶼は殺人の罪で投獄され、それから疑り深い性格になり、子供に対し、「純粋無垢（むく）で、弱く、すぐ嘘をつき、残酷なことを平気でする。我欲の塊だ」と思うようになってしまった。明かされた悲鳴嶼の悲しい過去にXでは「悲鳴嶼さんの過去がつらすぎる」「やるせない」「泣いてしまう」といった声が上がった。

　そんな悲鳴嶼も、炭治郎の刀鍛冶の里での行動を知り、稽古に臨む姿を見て、「この子供は違う」と心情に変化が現れた。悲鳴嶼が「君が道を間違えぬようこれからは私も手助けしよう」と言って、穏やかな表情で炭治郎の頭をなでる姿が、若き日の悲鳴嶼が沙代の頭をなでる場面とリンクし、「悲鳴嶼さんは、炭治郎に出会って救われたのかもしれない」「こんなの泣くに決まっている」と心を動かされたファンも多かったようだ。

　第7話のエンドクレジットでは、悲鳴嶼が一緒に暮らしていた寺の子供たちを演じたキャストが明らかになった。首藤志奈さん、細谷佳正さん、榊原優希さん、藤原夏海さん、山根綺さん、高柳知葉さん、田丸篤志さん、天海由梨奈さん、稲垣好さんという豪華声優陣が子供たちを演じていることも話題になった。

　「柱稽古編」は、全8話で、最終話となる第8話が、フジテレビ系で6月30日午後11時15分から60分スペシャルとして放送される。